J2第39節 集中切らさず熊本を零封

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J2は3日、第39節を各地で行った。J1自動昇格圏内の2位につける山雅は15位ロアッソ熊本とアルウィンで対戦し、1-0で勝って連続無敗記録を15に伸ばした。首位札幌、3位清水も勝ち、両者との勝ち点3差と順位は変わらず、自動昇格争いは混戦。残り3試合、緊迫した戦いが続く。

1週間で3試合を戦う今季最後の過密日程の2戦目。山雅は序盤からボールを保持し、両サイドを軸に攻撃を仕掛けて多くの好機をつくったが、決め切れない時間が続く。
31分に高崎が倒されてPKを獲得し、自ら蹴ったがGKに防がれた。山雅は前半だけで13本のシュートを放ったが0-0で折り返した。
後半も攻めあぐねたが、22分に試合が動く。パウリーニョから右サイドでボールを受けた工藤が、中央でフリーだった高崎目がけて後方からクロス。高崎は頭でどんぴしゃりのシュートを決め、待望の先制点を奪った。
熊本は前線の選手を入れ替え、長いボールを多用して攻勢を強めたが、山雅は集中を切らさず守り零封。33節(9月25日)清水戦以来のホームでの勝利にサポーターは沸き返った。
試合後、反町監督は「相手に合わせず、われわれが今までやってきたことを繰り返し、粘り強く戦った成果」と強調した。
残り3試合。自動昇格争いは4位C大阪がほぼ脱落し、上位3チームに絞られた。得失点差で17上回られている清水とは、反町監督が「勝ち点2差と考えている」と言う通り、山雅が負けて清水が勝てば順位が入れ替わる。
「みんな状況は分かっているし、チームの雰囲気もいい。俺から改めて言うことは何もない」と田中。
高崎が「他力本願ではなく、自分たちが勝つことが大事」と言えば、工藤も「勝ち続ければ昇格できる。残り試合は少ないが、チームとしてさらに高い完成度を目指し、戦っていくだけ」と力を込める。
指揮官は「この勝ちを無駄にしないためにも、さらにまい進したい」と中2日、ホームで迎える次節をにらんだ。
(取材班)