J2第18節 水戸に0-1 今季象徴する失点

170613yamp山雅は過去8度の対戦で負けなし(6勝2分け)だった水戸に敗れ、15位に後退。7敗目を喫し、黒星の数はすでに昨季(24勝12分け6敗)を上回った。攻め込みながら得点できず、隙を突かれて失点-という、繰り返してきたパターンを脱せず「今季を象徴するような試合」(反町監督)。試合後の観客席は激励と怒声が相半ばした。
試合後、ここ11戦負けなしとなった水戸を「数年前のわれわれのような粘り強さ」と反町監督。相手の攻勢に耐え、少ない好機をものにする、山雅のお株を奪うような展開を見せつけた。
シュート数は山雅14、水戸8。CKは山雅9に対し水戸1と、好機の数で上回っていたのは明らかだ。「ベストを尽くした結果なので受け入れなければならないが、最後のキレ、スピード、精度は今季の大きな課題」と反町監督は絞り出した。
「無得点か失点か、悔やまれるのはどちらか」と問われた指揮官は「両方」と答え、失点の場面を「いま、われわれがかかっている病気」と表現。「スーパーなシュートを決められたのなら諦めもつくが、多くはなかったセットプレーをあっさり…」とうなだれた。
「くじけるのは簡単。勝てずに苦しいし申し訳ないが、ここでどれだけ頑張れるか」と力を込めたのは宮阪。「いつまでも『今日の負けが…』と繰り返していられない。課題の修正に取り組み、好転のきっかけを一つつくれれば」と自らを奮い立たせた。

J2は10、11日、第18節を各地で行った。13位の山雅は11日、10位の水戸ホーリーホックとアルウィンで対戦し、0-1で敗れた。
山雅は開始直後から激しいプレスでボールを奪っては高崎、工藤らがゴールに迫ったが得点できず。次第に押し返されたが、危ない場面はつくらせず前半を終えた。
失点はペナルティーエリア左前で与えたFKに頭で合わせられた。前線の選手を入れ替えて最後まで攻めたが、ゴールが遠かった。
次節は18日、正田醤油スタジアム群馬(前橋市)で21位ザスパクサツ群馬と対戦する。昨季の対戦成績は山雅の1勝1分け。

【選手コメント】
11番・三島(後半32分から出場。昨夏まで水戸に4年半在籍)点を取らなければいけない状況だった。内容は前半から良かったので、セットプレー一つでやられたのは悔しい。(古巣との対戦に)複雑な思いはあったが、ピッチに入ればゴールに向かうだけ。そこは割り切ってやった。
今季はあと一歩という場面が多く、自分を含めて最後を決め切れるかどうか。失点も、このチームなら防げるものばかり。厳しい状況だが、少しでも良い方向に持っていけるよう頑張るしかない。
21番・鈴木(前節負傷した村山に代わり第2節以来の先発)(失点したセットプレーの場面は)僕からもっと発信してやれば何か変わったのかなと思う。率直に言ってもったいなかった。失点ゼロで守れば負けない。前線の選手が1点取ってくれるのを信じて、やっていくしかない。
ポジティブに考えれば首位との勝ち点差はまだ11。でも、上位がもたついている間に、こちらが勝てないのはもったいない。
(取材班)