J1そこが知りたい! 広報の丸山浩平さんに聞く―松本山雅編

150101yamp国内最高峰リーグ「J1」に参戦する山雅。新チケット料金が発表されたように、J1になるといろいろなことが変わりそう。気になるところを広報の丸山浩平さんに聞いた。
まずは「アルウィン」について。
トイレとスタメシ屋台前にできる行列は課題の一つ。スタメシ屋台前の混雑は深刻で、サポーターからは、屋台数を増やすため、スタジアムに再入場できるようにし、外にも設けてほしいとの声が出ている。
トイレについて、丸山さんは「県から『開幕までに和式トイレをすべて洋式にする』との言葉をいただいている」と言うが、数は「増えない」。
また屋台については、「増やしたい。全試合で再入場制を検討中」。
ホームゲーム数にも変化が出る。22チームあったJ2と違い、J1は18チーム。リーグ戦のホームゲームは17試合で、カップ戦などを含め、「最少は20試合」。
「ただし、ヤマザキナビスコカップなど、リーグ戦以外の試合に勝ち続ければ、ホーム試合が増える」。1試合でも多くアルウィンで選手の勇姿を見たいところだ。
「J1になると、選手との距離が遠くなってしまうのでは」。そんな心配をしているサポーターもいるかもしれないが、「ご心配なく」と丸山さん。これまで使っている練習場は、「公開練習日はこれまでと同様に見てもらえるし、選手もサインに応じる」。
ただ、松本市が旧かりがね自転車競技場跡地に建設中のサッカー場で練習するときは、「まだどのような施設になるか分からず、選手の動線も不明なため、現時点では何とも答えられない」。
最後に、小中学生の招待券や新グッズについて。
ホームタウンである松本、塩尻、安曇野市、山形村の小中学生にはこれまで同様招待券が配られるが、「使える試合と使えない試合を設ける」。
選手ごとのタオルマフラーの製作や、グッズ取扱店の増加については「検討中」とした。
J1昇格により、カルビーのスナック菓子「Jリーグチップス」の選手カードに、山雅の選手が登場するかもしれない。「かもしれない」と言わざるを得ないのは、2014年は日本代表選手カードのみだったため。同社によると「15年度の商品計画は未定」(広報部)。復活を願いながら、選手カードについて紹介する。
一番気になるのは、誰がどう選手を選んでいるかだ。
広報部の間瀬理恵さんによると、「かつてはカルビーと制作代理店が人気選手を選び、各チームの承認を得た上で作ったが、今は出場時間や得点などの基準を決め、その上位選手を使う」。活躍しなければカードにならないようだ。
近年は1チーム7人前後がカードに。発売の1カ月前くらいに確定するという。

山雅の選手の中には、かつての所属チームでカード化された選手が何人もいる。
常連は田中隼磨選手。初登場はヴェルディ時代の02年。これ以降、横浜FMに在籍していた05年から名古屋時代の13年まで毎年カードに(日本代表選手カードのみだった10年を除く)。
また、岩沼俊介選手は札幌時代の12年、大久保裕樹選手は京都にいた06年にカード化された。
もっとも早くカードになったのは反町康治監督。製品の発売開始の92年から96年まで、横浜フリューゲルス(当時)や平塚(現湘南)の選手として登場。監督としても新潟で05年にカードになった。
かつての所属選手や監督も紹介。
故松田直樹さんは95年から09年まで毎年登場(98年を除く)。「日本代表」「キャプテン」など企画カードの常連でもあった。
野澤洋輔選手は新潟時代の04-06年に。「守護神カード」(04年)や「オールスターカード」(06年)にもなった。
大橋正博さん(11-12年所属)、木島良輔選手(同)、元監督の辛島啓珠さん(05-07年所属)も登場経験がある。
(松尾尚久)