3強し烈な戦い 東京Vに2-0 昇格争い残り2戦

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J2は6日、第40節を各地で行った。J1自動昇格圏内の2位の山雅は、15位東京ヴェルディとアルウィンで対戦し、2-0で勝った。山雅は今季3位以上が確定。首位札幌が敗れ、山雅は得失点差1で順位は下回るものの勝ち点で並んだ。3位清水も勝ち、山雅との勝ち点差は3のまま。次節(12日)山雅が町田に勝ち清水が引き分け以下、または山雅が引き分けでも清水が負ければ、山雅の2度目のJ1昇格が決まる。
山雅は3日前の前節に続くホーム試合。8試合ぶりに先発した當間が3バックの左に入り、喜山を左ウイングバックで起用した。
コイントスで勝った山雅は前半に風上を選択し、攻撃のリズムをつかむ。前線から圧力を掛けて高い位置でボールを奪い、追い風に乗って手早く攻め込んだ。
23分、左サイドでボールを受けた石原が逆サイドの田中に長いパス。田中が折り返したボールに、石原が滑り込むように合わせて先制。
その6分後には、センターサークル付近で工藤がボールを奪い高崎へ。高崎はドリブルで駆け上がり、相手DFを冷静にかわしてシュート。2点リードで折り返した。
しかし、後半は選手の並びを修正した相手のペースに。山雅は押し込まれる時間が増えたが、シュミットが好セーブを連発するなど守備陣が踏ん張り、無失点でしのぎ切った。
最終盤の過密日程3戦を無失点で全勝し、連続無敗記録は16に。喜山が「全員が守備の戦術を徹底できている」と言えば、パウリーニョも「無失点は大事。チームの自信につながる」とうなずく。
札幌の失速で最終節で優勝の可能性も出てきたが、反町監督は過密日程を乗り切った選手たちをねぎらいつつ、「自分たちのリズムで、目の前の一戦に向けて良い準備をしていくだけ」と、これまで通りの姿勢を強調。
田中も「僕らにできるのは、勝ち点6を取ることだけ。そのためにどうすればいいかをしっかり考え、練習に取り組む」と、表情を引き締めた。
(長岩将弘、松尾尚久)