月別アーカイブ: 2017年9月

ふれっ手まつり

9月24日午前10時~午後2時、松本市旭2の就労継続支援B型事業所ふれっ手。オリジナル商品販売、マッサージ(30分1000円)、出店、食堂、バザー、まつよう太鼓JOY演奏ほか。バザー提供品(新品の日用品、衣類、食料品など)募集。ふれっ手☎0263・36・0365

国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区イベント

▽キノコのもぎ取り体験9月23、24日午前10時半、11時半、午後1時半、2時半。100円。各回先着20人▽健康ウオーキング教室 9月23、24日午前10時~正午。消費したカロリー分の米を贈呈。各日先着50人。入園料大人410円、65歳以上210円、小中学生80円。同公園管理センター☎0263・71・5511

安曇野卓友クラブの2人が、全日本マスターズの部に出場

安曇野市拠点の中高年を中心とした卓球愛好会、安曇野卓友クラブに所属する和田陽子さん(81、松本市清水)と宮阪明孝さん(77、安曇野市豊科)は、10月27~29日に新潟県上越市で開く全日本卓球選手権大会マスターズの部に出場する。30歳以上を対象とした年代別の国内最高峰の大会。後期高齢者と呼ばれる年の2人だが、はつらつと練習に励んでいる。
2人とも9月3日に東御市で開いた県予選を突破した。女子ローエイティ(80~84歳)に出場する和田さんは競技会などに出場する県内の女性の中では「最高齢では」。男子ハイセブンティ(75~79歳)の宮阪さんはここ数年で力を付けてきた「有望株」。毎週火、金曜日に行われるクラブの練習に参加する他、和田さんは県外からコーチを招いて女性の卓球仲間と一緒に腕を磨いている。
和田さんは、松本蟻ケ崎高校時代に卓球を始め、卒業してから3年間ほど続けたが、その後は家庭に入り、遠のいた。40歳の時、松本の女性クラブから誘われ再度開始。それ以降は大会に積極的に出場し、「全国のほとんどの県は回った」。全日本にも「20回以上は出ている」とし、75歳の時に同大会で3位を獲得している。
3年前に心臓の病気で手術をし、医師からは「あまり無理しないように」と言われているが、「卓球をやっていて無理するなと言われてもね」と意に介さない。
昨年の全日本で16強止まりだったのが相当悔しく、和田さんは「銅メダルを取ったうれしさは今でも忘れられず、今年はなんとしても8強以上には入りたい」と気合十分だ。

宮阪さんは松商学園高校の卓球部出身。卒業後は「当時、卓球は暗いというイメージがあった」という理由から、まったく振り向かなくなったという。
定年間近の59歳の時に近所の人に誘われ再度始めると、そこからは「やみつきになった」。徐々に実力を付け、一昨年に初めて全日本に出場し、上位32人に入った。
卓球の楽しさについて宮阪さんは「体を機敏に動かすこと。体の調子の良さもわかる」とし、今年の目標は「一昨年と同じくらいでいいんじゃないか」と控えめに話した。

中信地区の75歳以上の出場者は他に、松本市の青木勝幸さん(81、南郷クラブ)、加々見登美子さん(76、信濃愛球会)
(浜秋彦)

木曽町福島の古民家にフレンチレストラン

木曽町福島のやぼら清水公園内の旧千村家に8月26日、フレンチレストラン「シェ・コイワイ」が開店した。名古屋市のホテルで総料理長を務めた古岩井誠さん(56)が古里に戻って独立。街の活性化にも役立てればと腕を振るう。
料理はコースで提供し、ランチ(1600円)とディナー(3500円から)の営業。県産の肉類と名古屋市から仕入れる魚類を使い、しょうゆやみそを使ったソースや、野菜のピューレを用いた和風ドレッシングなど、和の調味料を生かす。
古岩井さんは、西洋料理人として35年間、名古屋市内のホテルで働き、総料理長に就いた後に退職。ホテルでは数千人分の料理を作ってきたが、「1人、2人のために、きっちりいろいろ作りたい」と独立を志した。
店は、木曽町が所有し、集会場や催しなどに使われていた古民家を指定管理する形でスタート。畳の部屋で味わうフレンチは、住民だけでなく外国人観光客にも好評だ。
今後は、木曽特有の発酵食品「すんき」や地元の「こうじ」を取り入れたいという。「久しぶりに古里に戻りいろいろな発見がある。自分が本当に『おいしい』と思う料理を出しながら、街の活気づくりのきっかけにもなればうれしい」と話す。
午前11時半~2時、5時半~9時。水曜定休。電話050・2006・2468
(井出順子)

三郷中陸上部 全中女子リレー5位

安曇野市三郷中学校の陸上部は、8月20~22日に熊本市で開いた全国中学校大会(全中)女子400メートルリレーで5位入賞と健闘した。同市では2014年にこの種目で2位になった豊科北に続く好成績。選手8人が9月14日、市役所を訪れて宮澤宗弘市長に報告した。
いずれも3年の柳澤結月さん、伏見怜奈さん、丸山来美さん、北沢栞さんの順に走り、準決勝は全体の1位の48秒60で通過。決勝はバトンの受け渡しにミスが出て49秒02だった。
優勝校のタイムが48秒69で惜しまれる結果だったが、丸山さんは「悔いは残ったが仲間と楽しく頑張ったことは財産。将来に生きる」と笑顔。サポートした補欠3人の一人、守屋咲芭さん(1年)は「5位まで追い上げた先輩たちの根性に感動した」と振り返った。

全中でリレーのほか個人種目の100、200メートルに出た北沢さんと、男子100メートルに出た村石稜さん(3年)は、10月27~29日に横浜市で開く全国大会「ジュニアオリンピック」にも出場する。
北沢さんは学年別100メートルと県選抜メンバーの400メートルリレーに。昨年3位の100メートルは自己記録(12秒19)更新と優勝を狙い、「熊本での悔しさをジュニア五輪で晴らしたい」と決意。200メートルと、400メートルリレーのメンバー入りした村石さんは「200メートルは(出遅れても)挽回する楽しさがある。リレーを含め入賞を目指す」と話した。
(立石清明)

総合力で今季初4連勝 J2第33節・群馬に3-0

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取りこぼしは許されない最下位の群馬との一戦。ここまで全試合に出場してきた守備の要の2人を欠き「即席ともいえる3バック」(反町監督)となったが、8試合ぶりの無失点勝ちで今季初の4連勝。攻撃も途中出場の2選手が得点し、チームの総合力を示した山雅はプレーオフ進出圏内で4位に浮上した。
橋内のけがで後藤が15試合ぶりに先発したのに加え、相手と接触して顔面を強打した飯田が前半32分に退き、最終ラインは急きょ安川が左に入り中央に後藤、右が當間に。
「ウォーミングアップはわずか。CBをやる機会も少なく、がたがたしたが、3人で声を掛け合うことを意識した」と安川。
反町監督は「無失点で終えられる状況ではなかった」とし、急場をしのいだ3バックを「100点ではないが、安定感があった」と評価。チーム内の意思統一が図れていることが要因とし、「今日の勝ちは大きい」とうなずいた。
その安川が得点したのに加え、後半途中から出場の石原も負傷した25節(7月29日)以来のゴール。復帰3戦目で最長の20分余りピッチを駆け、回復を印象づけた。指揮官は「途中出場の選手が点を取るのは珍しい。チーム内の競争が激しくなっている」と、攻撃面でも総合力に手応えを得ていた。
ただ、田中は「今は自分たちのサッカーができているが、順位はまだ下」と自戒。好セーブを見せた村山も「それだけ決定機をつくられているということ。修正すべき部分がある」とし、「自分たちより上のチームがいることを忘れず、謙虚に、ひたむきに、泥臭くやっていかなくては」と表情を引き締めた。

J2は16、17日、33節の9試合を行った。5位の山雅はザスパクサツ群馬とアルウィンで対戦し、3-0で勝った。
前半は互いに攻め合い、山雅は41分にミドルシュートを決められたかに見えたが、オフサイドの判定。その2分後、田中の右クロスに高崎が頭で合わせて先制し、後半3分にも左CKの流れから安川がこぼれ球を蹴り込み加点。
選手の並びを変えた相手の反撃を体を張ったプレーや村山の好守でしのぎ、終了間際に石原がミドルシュートを決めてダメ押しした。
次節は23、24日。山雅はJ1ヴィッセル神戸と対戦する天皇杯4回戦(20日午後7時開始・アルウィン)を挟んで24日、21位レノファ山口FCとアルウィンで対戦する。午後2時開始。今季は21節に敵地で対戦し、2-1で勝っている。

【選手コメント】
9番・高崎(今季15得点目の先制ゴール) よいボールが来たので逆サイドにたたきつけるだけだった。他の好機も決めたかったが、流れを引き寄せられたと思う。
やるべきことの徹底やハードワークにより、攻撃の形はできている。最後の精度を上げられれば、もっとよくなる。目指すは優勝。シーズン前半に取りこぼした分は、自分たちで取り返すしかない。残り9試合、今日のような戦い方で全勝しなくては。
20番・石原 選手層が厚くなり、アピールしなければと感じている。短い時間でも印象を残そうと思っていた。チームはとてもよい雰囲気。修正すべき点は練習中に直すよう努めている。よい形で試合に臨めていることが、最近の結果につながっている。
29番・下川(大学リーグ再開のため今節でチームを離脱) 公式戦で使ってもらい、走力や攻守の切り替えといった部分で成長できた。(山雅で)J1を目指してプレーしてきた。目標を達成してほしいし、来季はワンランク上の舞台で皆と一緒に戦いたい。
(長岩将弘、大山博)

独自手法「踊る画」など 穂高の松井さん個展

安曇野市穂高有明の現代アーティスト、松井直友さん(68)は10月11~15日、県内では初の個展「みえない在るもの」を松本市美術館で開く。20年以上、立体造形に取り組んできたが、手を悪くしたことなどでジャンルを一変。手を使わず体で絵を描く「踊る画」など独自の技法に挑戦。新たな境地へ一歩を踏み出す。
今年5月に初挑戦した踊る画。1作目は縦3・6メートル、横5メートルの灰色のビニールシートを使用。赤、黒、白色のアクリル絵の具と建築用塗料を地面に置いたシートの上に垂らし、縫い目のないつなぎの作業着を着て、その上を転げ回った。
制作に取りかかる前は、頭の中で構図を考え、「肘を使ったらこうなる。腹を押しつけたらこうなる」などシミュレーションをしたというが、実際にやってみると、どこを転がっているかが分からなくなるなど、頭は真っ白に。「ただのたうち回っていた」と、20~30分で一気に仕上げた作品は、3色が激しく飛び散り、交錯する迫力あるものになり、題名を「痕跡」とした。

デパートのディスプレーやテーマパークなどで使われる造形物の製作会社に勤めていた松井さんは、自身の作品の創作活動に専念するため、1993年に東京から安曇野へ移住。主に、鉄や強化プラスチックなどを使った作品を制作し、東京や名古屋などの大都市圏で数多くの個展やグループ展を開催した。
しかし、2013年ごろから金属加工のため長年酷使した右腕が悲鳴を上げだし、ついにはドクターストップがかかった。
大きな方向転換を迫られた松井さん。「若いころから絵を描くことは好きで、悪くした手でも絵は描ける。でもただ描くだけじゃつまらない」など、もんもんとした日々を過ごした結果、出した答えは「自分の体に聞いてみろ」。踊る画を思いついた。

松本での個展では踊る画2点の他、立体造形をやっていたころから新たなデザインを生み出すために使っていたという目をつぶって頭の残像を描いたものを基に、絵に仕上げる「ブラインドドローイング」、強化プラスチックをキャンバス代わりにした絵画など約40点を展示する。
松井さんは「この年になって『こんなばかなことをやって』と思われてもいい。作品を見た人に少しでも元気を与えられたら」と話した。
(浜秋彦)

平和への強い願い 朝日美術館で大村連展

朝日村の朝日美術館は10月29日まで「ピカドンに遭った男大村連展」を開いている。広島の軍需工場で勤労奉仕中に被爆した大村さん(1930~2004年)の抽象画を中心に58点を展示。抽象画だが、原爆投下のイメージを色濃く感じさせる作品も多く、平和への強い願いが込められた作品展だ。
1953(昭和28)年、東京教育大芸術学科絵画専攻を卒業し、翌年留学生として渡仏、アンドレ・ロートに師事した。56年自由美術協会会員になり、64年同会を退会し、主体美術協会を有志と設立した。
交流のあった日本美術史研究家の山浦健夫さんによると、差別や偏見もあったためか、原爆をモチーフにした作品が登場するのは1970年代に入ってからだという。
今回、自宅アトリエに保管している作品を遺族から借り受けた。劣化が進み、傷や変色なども少なくないが、「それをものともしない迫力や訴えかけてくるものが多く、素通りできない力がある」と学芸員の丸山真由美さん(44)。
「被爆者の苦しみにあえて主観を込めず、個人を超えた大きな生命体として描いているように感じる。こういう人がいたことを知ってもらい、今だからこそ、先人たちが訴えてきた思いをくみ取りたい」と話している。
山浦さんのギャラリートークは18日と10月15日、いずれも午後1時半(要入館料)。月曜休館(祝日の場合はその翌日)。大人300円、高校・大学生200円、小・中学生100円。同館電話0263・99・2359
(上條香代)