月別アーカイブ: 2014年10月

J2第34節 札幌に敗れ9月勝利なし

141002yampJ2は9月28日、各地で34節を行った。2位の山雅はアルウィンで11位のコンサドーレ札幌と対戦し、1-2で敗れた。失点はいずれも山雅のお株を奪うようなセットプレーからで、船山の自身7試合ぶりのゴールも及ばなかった。12戦連続無敗だった30節までから一転、その後は2分け2敗。勝ち星なしで終える、試練の9月となった。
前半12分、山雅は自陣右から札幌に与えた最初のCKを頭で合わせられ、あっさり失点。勢いづいた相手に押し込まれる中、24分にはゴール左前で与えた直接FKを沈められた。
後半開始早々から攻勢に出た山雅は8分、相手GKのパスミスを喜山が拾うと、受けた船山がミドルシュートを突き刺す。
これで息を吹き返したように攻めたが、リードを保つ札幌は守備に注力。最前線にサビアを、終盤には最終パスの精度を上げるため尹誠悦を投入したが、得点はならなかった。
試合後に反町監督は「セットプレー2つでやられたことに尽きる」と絞り出した。前半は相手ペースだったとはいえ、決してピンチの連続だったわけではない。まして後半は多くの決定機をつくれただけに、早い時間帯の2失点が重くのしかかる結果になった。
「負けは悔しいけれど、危機とは思っていない。どこも必死。自分たちの力不足を謙虚に受け止め、また1週間しっかり準備したい」。そう言って、今節の問題点を冷静に並べた喜山の姿は印象的だった。
相手の分析・対策の上を行くためには、細かく課題を洗い出し、丁寧に修正する-そんな真摯(しんし)な努力を続けるしかないだろう。スタイルをぶれさせることなく、殻を破れるか。
同日は3位磐田が勝ち、勝ち点差は5に縮まった。「下を向いてる時間はないぞ」。試合後の観客席から飛んだ叱咤(しった)は、選手たちの内なる決意とも重なったはずだ。
(長岩将弘、松尾尚久)