17日 蟻高OG女声コーラスが区切りの最終演奏会

女子校時代の松本蟻ケ崎高校(松本市)卒業生でつくる「女声コーラスGinga銀河」(18人)は17日、あがたの森文化会館(同市)でチャリティー演奏会を開く。2001年の同校創立100周年記念音楽祭で歌って以来、隔年で演奏会を開いてきたが、メンバーの年齢が高くなったため、今回が「区切り」といい、本番に向け練習に力を入れている。
同校の前身、松本高等女学校は1901(明治34)年に開校。学制改革で48(昭和23)年に女子校の松本蟻ケ崎高校となり、75年から男女共学となった。
Gingaは2000年、女子校時代の同校元洋楽クラブ員25人が「1年後の100周年に歌声を」と呼び掛け、約50人で結成。指導者に音楽教諭の清住真達さん(56)を迎え、01年10月、キッセイ文化ホール(松本市)での記念音楽祭「響け歌声、輝け銀河」(同窓会主催)を成功させた。
その後もほぼ毎週、練習を積み、8回の演奏会を重ねた。しかし、会員は現在64~82歳と年齢が上がり、人数の減少も問題に。代表の小林佐登子さん(81)は「集まって歌うことは続けたい。でも、披露するのはたぶん、これが最後」。
今回は3部構成で、第1部は「学生時代」「いい日旅立ち」などメンバーの若い時代を彩った曲を披露する。清住教諭もテノールで「神田川」「昴(すばる)」などを独唱。第2部は合唱組曲「鮎(あゆ)の歌」から4曲。第3部は「忘れなぐさ」「ねむの花」など花をテーマにした曲を歌う。
練習はもっぱら夜。清住さんは「湧き水のことを歌っているのだから、皆さんも湧いてくださいね」などとジョークを交えながらも熱血指導。メンバーの1人、藤岡保子さん(68)は「20歳近い差の先輩後輩が一つになること自体、うれしい」と笑顔を見せた。
午後2時開演。無料だが、会場に募金箱を置き、福祉関係に寄付する。
(長田久美子)