U-18 Jユース杯予選で京都に大敗

131024yampJリーグのユース(育成組織の高校生年代)の日本一を決める「Jユースカップ第21回Jリーグユース選手権大会」の予選が、10月12-27日に各地で開かれている。予選2試合目の山雅U-18は20日、京都サンガU-18と松本市のアルウィンで対戦。0-8で敗れて2敗目を喫し、決勝トーナメント進出は難しくなった。
Jクラブ40チームと、JFLの町田ゼルビアの育成組織が出場。10組に分かれ、総当たり1回戦の予選をし、各組2位までが決勝トーナメントに進む。山雅は京都、湘南ベルマーレユース、横浜F・マリノスユースと同組。12日の初戦は、湘南に1-6で敗れた。
京都は昨年も同大会で対戦し、0-5で敗れた相手。岸野監督が今季に就任して以来、現時点でどれだけ力が付いたのかを試される試合でもあった。
「守備に徹してカウンターで得点機をつくるのではなく、積極的にいく」。選手の技術を磨くため、岸野監督は最初からあえて攻撃的に仕掛けた。
しかし、いい形でボールを奪ってつなげず、反対に京都の猛攻を浴びた。シュート数は京都が36本に対し、山雅は2本。守備の乱れを突かれ前半2点、後半6点と失点を重ねた。
試合終了後、ロッカールームで岸野監督は選手たちに「ごまかしようのないものがグラウンドで出た。大人と子どもほどの差があった。大事なアルウィンで誰も何もできなかった」と厳しい言葉をかけた。
岸野監督は、ボールを扱う技術や持たない時の動き、練習時間外でもボールを蹴るというサッカーに取り組む意識など、基礎から改革し、徐々に力を付けてきた。
しかし、選手寮や専用グラウンド、高校との提携など、支援態勢や練習環境が整っている全国の強豪ユースと対等に戦うには、選手の頑張りだけでは埋められない差がある。
ただ、山雅の主力は2年生と1年生。真剣に戦い、負けた悔しさや危機感を糧に成長する時間はまだある。主将のDF古市は「短い1年間にどんな練習するかで変わる。『今のレベルでは通用しない』と実感した悔しさをばねに一人一人が全てを変えていかなければいけない」と、前を見据えた。
最終戦は26日、昨年3位の横浜FMと敵地で対戦する。
(倉科美春)