J2第25節 金沢に4-0 上位戦へ弾む大勝

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金沢を前回対戦時と同じスコアで一蹴。反町監督が「試合を重ねるごとにやるべきことが整理でき、強くなっている」と警戒していた相手に大勝し、上向くチーム状態を見せつけた。6試合ぶりの無失点と内容も伴い前節から2連勝、ホームでは3連勝で7月は4勝1敗。順位は8位で変わらないが、上位や難敵とのアウェー戦が続く8月へ弾みをつけた。
飯田が「今日は後半にギアを1段上げることができた」と運動量の手応えを口にすれば、石原も「最近はチーム全体で、練習の成果が試合に出ている」。
田中も「自分たちらしい内容で結果が出せた。こういう安定した戦いを続けていければ」とうなずいた。
反町監督は「コンディション調整のための負荷を落とした練習ではなく、『鍛える』練習を積んでいる」と説明。「前半戦を反省し、われわれらしさを取り戻さなければ。今日はそういうタフな面も見えた。少しずつ成果が出てきたかもしれない」と振り返った。
8月は5戦のうち4戦がアウェーで、いずれもシーズン前半戦に勝てなかったチームが相手。「(次節の)湘南戦は、自分たちがどこまでできているか試す戦い」と飯田。「走り合いや球際の攻防がどれだけできるかで、名古屋戦への自信も違ってくる。8月は次節に懸かっている」
反町監督は「相手が湘南だから何かする、ということはできない。われわれらしさを出し切れるよう、良い準備をして乗り込むだけ」と正念場をにらんだ。

J2は7月29、30日、第25節を行った。8位の山雅は29日、17位ツエーゲン金沢とアルウィンで対戦し、4-0で勝った。
前半からの一進一退の攻防が続いていた後半序盤、石原が右から出したグラウンダーのクロスに走り込んだ安川が合わせて先制。4分後には右から切れ込んだ石原がシュートを突き刺した。
その後も高崎、山本がそれぞれ得たPKを決め、相手にゴール前まで迫られる場面もあったが得点は許さなかった。
次節は5日、首位の湘南ベルマーレとShonanBMWスタジアム平塚で対戦する(午後7時開始)。今季は15節(5月21日)にホームで対戦し、1-2で敗れた。

【選手コメント】
20番・石原(2試合連続ゴールを含む1アシスト1得点) 得点はサイドネットしか見えなかったが、コースを狙い左足で思い切り蹴った。前節2得点し、今節もと強い気持ちで臨んだ。
上を目指すには連勝がすごく大事。湘南戦はこれまで以上に厳しい戦いになるが、意識して勝ちにこだわる。
33番・安川(均衡を破る先制点) €逆サイドから入り、イシ(石原)がよいボールをくれた。今季2得点はともにホーム。サポーターの応援を感じ、ここで試合できるのがうれしい。
攻守とも、うまくかみ合ってきていると感じる。失点しなければ負けない。湘南戦も自分たちがやれることをしっかりやって勝ちたい。
31番・橋内 上位との試合が続く前に無失点で終われたのは自信になる。シーズン前から監督が言ってきたこと、ずっとやってきたことが少しずつ形に現れてきた。
今がチームのピークではない。まだ改善の余地はたくさんある。後半に大量点を挙げ、ボールを動かせることを選手は実感したはず。これを0―0の時でも出せるか。次は大事な一戦。臆せず臨みたい。
19番・山本(PKで今季初得点) ポストに当たったが入ってよかった。昨季はずっと(金沢GKの白井)裕人さんとPKの練習をしていたので蹴りづらかったが、裕人さんから決めることができてよかった。
(取材班)