J2第9節 辛勝も連戦に弾み岐阜に1-0

140429yamp26日から5月6日までの11日間で4試合を戦う山雅。その初戦はラモス監督率いる岐阜を1-0で破り、今季のホーム初勝利も飾った。岐阜は元日本代表の川口、三都主ら経験豊かな選手を補強し、昨季とは陣容が一変。セットプレーからの1点のみという辛勝ではあったものの、続く連戦にも向け、勝利の価値は大きい。
山雅は長いボールを前線に送り、立ち上がりから何度もチャンスをつくるものの、決めきれない。一方、母国コロンビアで世代別代表の経験も持つ大型FWナザリトを軸とした岐阜の攻撃を集中してよくしのぎ、試合は我慢比べの様相を呈した。
山雅が均衡を破ったのは後半29分。船山が倒されてゴールほぼ正面で得たFKを、岩上が蹴った。
「落ち着いて蹴ることができた。蹴った瞬間に入ったと思った」と岩上が振り返ったボールにGK川口は反応できず、ゴール左隅に吸い込まれた。
その後は押し込まれる時間帯もあったものの、虎の子の1点を守りきった。
ただ、快勝とは言えない内容に、反省を口にする選手も。岩上が「(自身のFKまで)点が入らなかったことは、うちらの課題でもある」と言えば、塩沢も「流れの中から点を取れていないし、試合終盤、本来走り勝たなくてはいけない時間帯に押し込まれた」。
とはいえ、京都戦で喫したような得点直後の失点はなく、5試合ぶりに無失点。サビアの戦列復帰など、明るい材料もある。
「大事なのは勝ち続けていくこと」と、選手たちは口をそろえる。反町監督は「ここでチームの総合力が問われる。おおむね4分の1となる区切りの10試合をいい形で終え、ホームに戻ってきたい」と、次節をにらんだ。
(長岩将弘、松尾尚久)