J2第40節 凱旋勝利「らしさ」失わず千葉に2―1

141113yampJ2は9日、各地で40節を行った。過去最多の観客が詰め掛けたアルウィンにジェフユナイテッド千葉を迎えた山雅は、2-1で勝利。前節、大きな目標だったJ1昇格を決めた後も「らしさ」を失うことなく戦い、好調の千葉に9試合ぶりの黒星をつけた。
山雅は前半立ち上がりからボールに素早く寄せ、千葉に攻撃の形をつくらせない。14分にスローインの流れから岩上が上げた右クロスを、喜山が頭で押し込み先制。42分、左CKから失点と思われたが、相手ファウルでノーゴールに。リードしたまま折り返した。
後半23分には、飯尾竜の右クロスに岩上が頭で合わせ、追加点。
千葉は選手交代とともに並びを修正。徐々にリズムを取り戻し、終盤に攻勢を強める。ロスタイムに犬飼のクリアミスを森本に決められたが、直後に試合終了の笛が響いた。

試合前、千葉を「今J2で最も勢いのあるチーム」と評していた反町監督。仮想J1とは言い切れなくても、これまで積み重ねてきたものを確かめ、今後を占う1戦だったことは間違いない。
多くのファンの大歓声に迎えられた凱旋(がいせん)に値するチーム、選手であるか-。そんな問いも、「昇格決定後」の大きなモチベーションになっているだろう。
アシストという結果で起用に応えた飯尾竜が「もっとやらないと、(田中)隼磨さんからポジションを奪えない」と闘志をたぎらせれば、村山は「あと5秒、10秒、耐える力がなくては」と失点を悔やんだ。
「昇格を成し遂げたこのメンバーで戦えるのもあとわずか。集大成を見せなければ」。両得点に絡んだ岩上と、足をつらせるほど激しくピッチを駆け回った船山が、口をそろえた。
(長岩将弘、松尾尚久)