J2第38節 富山に2-1で勝利し2位確定に王手

141030yampJ2は26日、各地で38節を行った。J1自動昇格圏内の2位を維持する山雅は、最下位のカターレ富山とアルウィンで対戦。躍動する相手に苦しむ時間帯もあったものの、しぶとく山雅らしさを貫き、2-1で勝った。勝ち点3を上積みしたことで、アビスパ福岡との次節にも今季2位が確定する可能性があり、ついに昇格に王手をかけた。
富山にとって、負ければJ3降格が決まる可能性のあった今節。反町監督が「相手は捨て身。ボールへの執着心や球際の激しさに少し押された」と振り返った通り、前半は富山の気迫あふれるプレーの前に好機をつくれず、0-0で終えた。
山雅が均衡を破ったのは、得意のセットプレーから。後半17分、右サイド深くで得た岩上のFKに、大久保が頭で合わせて先制。さらに26分、飛び出した相手GKの隙を突き、飯田が体勢を崩しながらも相手クリアボールを左足で押し込む。
2分後に相手FKから1点を返されたが、勢いづいた富山の攻勢をしのぎきった。
山雅は次節に勝てば今季2位が確定。引き分けや負けでも、他チームの動向によってはその可能性がある。
試合後の指揮官や選手は異口同音に、「目の前の試合だけを見据える」と、これまでと変わらない姿勢を強調。「俺たちは強いチームじゃない。ただ、粘り強く戦っている」という田中の言葉からは、チーム内に漂う充実感や自信もうかがえた。
自動昇格争いにピリオドを打つべく、揺るぎない信念で敵地に乗り込む。
(長岩将弘、松尾尚久)