J2第37節 愛媛と1―1意地の勝ち点1

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J2は22、23日、第37節を各地で行った。J1自動昇格圏内の2位の山雅は23日、9位の愛媛FCとアルウィンで対戦し、先制を許したがPKで追い付き、1-1で引き分けた。連勝はならなかったが、堅守の難敵から勝ち点1を挙げ、クラブ新記録のリーグ13試合無敗。22日に敗れた首位・札幌との勝ち点差は6、3位に浮上した清水とは3差。
GKの日本代表候補合宿(17~19日)中に左足首を痛めたシュミットに代わり、白井が先発して昨年7月以来のリーグ戦出場。
前線から圧力を掛け、攻守を素早く切り替えて攻め立ててくる相手に対し、山雅も引かずに応戦し、序盤から両陣を目まぐるしくボールが行き来する激しい展開。互いに好機を得ながらも決め切れず、0-0で折り返す。
後半も一進一退の攻防が続いたが29分、自陣左からのクロスに合わせられたボールがポストに当たってゴール内へ転がり、先制を許す。
しかし、5分後に途中出場の三島が倒されてPKを獲得し、ゴール右隅に蹴り込んで同点に。追い付いた後は攻撃の勢いを増したが、集中を切らさず運動量も落ちない愛媛の守備をこじ開けることはできなかった。
反町監督は「非常に激しくタフな試合だった。これまでで一番強い相手だった」と振り返り、「だからこそ勝ちたかったし、そのチャンスもあったが、もう一歩足りない」。
7月の加入後初ゴールを決め、にこりともせず試合を再開させた三島は「ほっとした部分はあったが、それより追加点を挙げ、勝たなければならなかった」。
白井も「(失点の場面は)難しい状況だったが、何かできる手立てはあった。悔しい」と、硬い表情を崩さなかったが、反町監督は「苦しい時間帯に先制されても、下を向かず戦えた点は良かった」と評価した。
リーグは残り5試合。次節(30日)から8日間で3戦する最大のヤマ場を迎える。指揮官は「いい緊張感の中でやれている。その時の相手を見据え、精いっぱい準備をしていくだけ」と力を込めた。
(取材班)