J2第36節 2カ月ぶりホーム勝利 大分に2-0

141016yampJ2は11日、各地で36節を行い、2位の山雅は6位の大分トリニータをアルウィンに迎え、2-0で勝った。1万1238人が詰め掛けたアルウィンは、26節(8月10日)以来2カ月ぶりのホームでの勝利に沸いた。勝ち星のなかった9月から一転、今月はここまで2連勝。結果次第では次節、昇格プレーオフに進出できる6位以内が確定する。
前半は大分が開始3分で最初のシュートを放つなど、直近5試合無敗の勢いそのままにボールを支配。試合を優勢に進めた。
前半を0-0でしのいだ山雅は後半、運動量が落ちる相手に対し攻勢に出た。
26分、相手パスをさらった岩上が船山に渡すと、船山は落ち着いて相手選手をかわし、クロスバーに当てて先制弾をたたき込んだ。
10分後には相手のクリアボールを拾った岩沼が大久保へ。大久保は前線の船山に送り、エースがループシュートで追加点を挙げた。

大分は後半、疲労もあってかミスや不用意なプレーを連発。「大分が自滅した」(反町監督)感も否めない。
とはいえ、田中は前半を「後半に必ず流れが来ると思っていた。自分たちで自分たちの流れを引き寄せることができた」と表現。「相手が少し緩んだところにつけ込めた」と岩上も振り返った通り、好機を逃さずしたたかに結果に結びつけられたのは、チームの力だろう。
殊勲の2ゴールを挙げた船山は「自分の得点より、アルウィンで勝てたことのほうが大きい」と冷静だったが、「先月はずっと悔しい思いをしていた。今月はいいスタートを切れたので、これを続けていければいい」。
まずはプレーオフ進出圏内確定に向け、次節へ闘志をたぎらせた。
この日は首位湘南が引き分け。山雅は勝ち点で上回れなくなり、湘南の優勝が決まった。
(長岩将弘)