J2第35節 岡山と1-1、痛恨のドロー

J2は10月8日、第35節を各地で行った。2位の山雅は4位のファジアーノ岡山とアルウィンで対戦し、1-1で引き分けた。けがや出場停止で選手のやりくりが厳しいながら、数的優位にも乗じて先制。しかし、終盤に警戒していた相手セットプレーから失点し、勝ち点1に終わった。
山雅は守備の要の飯田と、前線の山本が警告累積で出場停止。飯田に代わり、3バックの中央に守備的MFの岩間が入ったが、安定した戦いぶり。
後半7分、石原を倒した岡山の渡邊が2度目の警告で退場。以後は引いて守る相手に攻勢を強めて17分、那須川の左クロスを高崎が頭で落とすと、工藤が相手をかわす巧みな動きから左足を振り抜き、先制点を挙げた。
31分、岡山は前線の3人を一挙に代えて諦めない姿勢を見せ、山雅は押されつつも決定機はつくらせなかったが42分、CKからリオ五輪日本代表の矢島に同点弾を許した。山雅は直近11戦を無敗としたが、逃した白星に観客席からため息が漏れた。
反町監督は「全体的に試合をうまくコントロールし、ほぼプラン通りに進んだ」と振り返りつつ、敗れた前回対戦(18節)の2失点もセットプレーからだったことについて「分かっていてもやられるのだから、われわれは強いとは言えない」。
高崎は「追加点を取れなかったのが課題。自分にも好機があった。しっかり決めないと」と責任を背負った。
J1自動昇格(1、2位)とプレーオフ(3~6位)圏内のチームは今節、山雅と岡山を除き全て勝った。山雅の2位は変わらないが、首位札幌の背中が遠のくと同時に、3位C大阪に勝ち点2差に迫られた。
残り7試合。山雅は現在6位以内のチームとの対戦はなく、昇格は見えない敵との争いに。次節はパウリーニョが出場停止でベストメンバーが組めない状況は続くが、「その意味では、おそらく今日が底」と反町監督。「苦境を乗り越え、カウントダウンに向かいたい」と、2位確保への意気込みを口にした。
(取材班)