J2第28節 岐阜と1-1 終了間際に追い付かれ

160813yampJ2は8月11日、各地で第28節を行った。暫定2位の山雅は20位のFC岐阜とアルウィンで対戦し、1-1で引き分けた。山雅は3戦連続のドロー。3位岡山も引き分けたため順位は変わらなかったが、2戦前と同様に終了間際に追い付かれた。下位相手に勝ち切れない試合が続き、スタンドから厳しい声が飛んだ。
「2点目を取れなかったのが響いた。それと、2試合前と同じせりふで何を言っているんだと言われてしまうが、ラスト5分の戦い方を考えなくては」。反町監督は試合後、ぶぜんとした表情で振り返った。
8日間で3試合する過密日程の2戦目。山雅は選手の体調も考慮し、前節から先発5人を入れ替えた。夏の補強で加わったパウリーニョと三島が初先発。
開始直後にウィリアンスが負傷して退くアクシデントはあったが、山雅は序盤からペースを握った。相手がファウルを多発するのに乗じ、先制点はセットプレーから。前半18分、ペナルティーエリア手前右からの工藤のFKに、マーカーをうまく外して遠いサイドに回り込んだ後藤が頭で合わせた。
その後も優勢に試合を進めた山雅だが、追加点が遠い。後半20分には岩間の左クロスに飛び込んだ三島のヘディングが左ゴールポストをたたき、跳ね返りを蹴った工藤のボレーは右ポストに嫌われた。
そして45分、中央後方からのFKを頭で合わせられ痛恨の失点。石原を送り込んで5分のロスタイムで勝ち越しを狙ったが、かなわなかった。
「最後まで集中しろ」「いつになったら勝てるんだ」-。引きあげる選手たちの背に、叱咤(しった)する観客の声が降った。
次節は14日、今季初の中2日での試合で、勝ち点2差で3位に浮上したC大阪と敵地で対戦する。J1自動昇格圏を直接争う大一番だ。
「ストレスがたまる試合だったが、回復に努め、次で発散させる」と指揮官。工藤も「下を向いている暇はない。連戦の苦しさは相手も同じ。白星は勝ち点6の価値があり、それを手にするチャンス」と前を向いた。
(長岩将弘)