J2第23節 もどかしい試合 東京Vと1-1

140729yampJ2第23節は26日、各地で11試合を行った。松本山雅FCは松本市アルウィンで東京ヴェルディと対戦し、1-1で引き分けた。山雅は、先制されてからギアが入るもどかしい試合を展開。逆転するには時間が足りず、勝ち点1の上積みにとどまった。
前半の立ち上がり、山雅はセットプレーを生かした自分たちの攻撃を繰り返し、サビアが何度かゴールを脅かした。
短いパスをつなぐ攻撃が特徴のヴェルディも、序盤はロングボールを多用。長いパスが行き交う間延びしたリズムに身を委ねたか、30度を超える暑さの影響か、山雅の動きは徐々に切れ味をなくしていき、一方のヴェルディは、時間を追うごとにパスをつなぐ本来のサッカーを取り戻していった。
後半、ギアチェンジできないままの山雅に対し、ヴェルディは19歳のMF安西を投入して攻撃を活性化。20歳前後の選手が多いヴェルディは押せ押せの状態になり、30分、21歳のFW杉本の右足が火を噴き、山雅の守備をこじ開けた。
しかし、そこからは山雅の時間。目の覚めた選手たちは波状攻撃を開始。35分、反町監督は玉林をピッチへ送り出して最終ラインに入れ、飯田を前線へ投入すると、1分後に岩上のCKを犬飼が同点ヘッド。
さらに、船山のドリブル、田中のクロス、山本のくさびのプレーなど、あらゆる手段でゴールを強襲。ロスタイムに岩上が2発シュートを放つなどあと一歩まで迫ったが、逆転はかなわなかった。
試合後、反町監督は「全試合ぴりっとはできない。だからこそ、次節を大きなターニングポイントにしなければいけない。『最後の15分は走り勝った』ではなく、『最後の15分も走り勝った』にしなければだめ」と強調。
30日の熊本戦は、サポーターの胸を熱くする「がむしゃらなプレー」を期待したい。
(松尾尚久、長岩将弘)