J2第13節 讃岐と0-0

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J2は15日、第13節を各地で行い、前節まで暫定6位の山雅は同11位のカマタマーレ讃岐とアルウィンで対戦し、0-0で引き分けた。相手の2倍近いシュートを放ち、終始主導権を握りながら、好機を逸し続けた上、相手の守備戦術も打ち破れなかった。指揮官が強調する「相手の対策の上をいく」難しさを突き付けられる一戦だった。
前節は東京Vに敵地で4|0と大勝。連勝で勢いに乗りたかったが、勝ち点の上積みは1にとどまった。
序盤からボールを保持し、ペースをつかんだのは山雅。が、シュートやクロスの精度を欠き、讃岐の粘り強い守備にも阻まれて決め切れない。
後半も攻勢を続けたが、攻めあぐねるまま時間が過ぎ、終盤になると讃岐は中盤の選手も下げ、5、6バックにも見える布陣で山雅の攻撃をはね返す。ロスタイム突入直前には飯田を前線に上げて力押しを仕掛けたが、ゴールをこじ開けることはできなかった。
「蟻地獄」。最終ラインと中盤で強固なブロックを築いた相手守備を、反町監督はそう表現した。最後まで足を止めずに攻め続けた選手をねぎらいつつも、「われわれの工夫が足りなかったかもしれないし、最後の所でうまく守られたとも言える。悔いの残るゲーム」と絞り出した。
「やりたいことが7割くらいしかできないまま進んでしまった。ペナルティーエリア前まではボールを運べたが、そこからどう崩すかが、まだ不十分」と、もどかしげに振り返ったのは飯田。
一朝一夕に向上する点ではないだけに、途中出場の鐡戸が「チャンスを決めていれば、勝てた試合。個人じゃなく、チームとして決め切る意識を持つことが大事」と指摘する通りだろう。
ホームでの連戦となる次節(22日)の相手は、暫定2位の町田。「相手は上位なので(勝てば)勝ち点6に値する試合。そこに向けて、しっかり準備をする」と、指揮官は顔を上げた。
(長岩将弘、田中信太郎)