J1第2ステージ14節・新潟に0-2 

151020yampjpgJ1は17日、第2ステージ第14節を各地で行った。前節まで年間16位の山雅は、勝ち点3差で同15位のアルビレックス新潟と敵地で対戦。勝てば残留圏の新潟に勝ち点で並ぶ大一番だったが、0-2で敗れた。山雅は次節にも来季J2降格(16位以下)が決まる可能性があり、崖っぷちに追い込まれた。
降格争いを何度もくぐり抜け、04年シーズン以来J1で戦い続けている新潟を、反町監督は「場数の違いや老獪(ろうかい)な面があり、ここぞという時のゲームのあやを知っているチーム」と表現。「われわれが力を発揮できたかどうかを抜きにしても、そういう相手との差はあった」と、指揮官は絞り出した。
山雅は立ち上がりから新潟の圧力に押されて守勢に回り、競り合いでも後手を踏む場面が目立った。
前半は無失点でしのいだものの、後半16分にミドルシュートを浴びて先制を許すと、わずか3分後にはFKを頭で押し込まれた。
その後は攻撃的な選手を投入し、飯田を前線に上げて力押しも試みたが、相手ゴールをこじ開けることはできなかった。

敵地で応援に声を枯らした約4000人の山雅サポーターらは試合後、うなだれて引き揚げる選手に「まだ(残留の可能性は)あるぞ」「下を向くな」とげきを飛ばした。
松本市から家族4人で訪れた林和彦さんは「まだ諦めない気持ちはある。頑張って最後まで戦ってほしい」とエールを送る。
「ベストを尽くし、最後まで戦うだけ」(岩上)、「勝たなければいけない戦いが待っている。諦めず全力で挑む」(村山)など選手は必死で前を向いたが、一様にこわばった表情で、悲痛さは隠しようもない。
次節はホーム最終戦。多くのファンやサポーターの前で望みをつなぐためにも、この雰囲気を引きずらず臨みたい。
(長岩将弘、田中信太郎)