J1昇格プレーオフ進出へ後退 山形に痛恨●

131114yampJ2は10日、各地で40節の11試合を行った。前節まで7位の山雅は同11位モンテディオ山形とアルウィンで対戦し、2-3で敗れた。勝ち点で並ばれた札幌に得失点差で7位を譲り、昇格プレーオフ進出ラインの6位徳島との勝ち点差は3。残り2試合は、絶対に負けられない戦いとなった。
試合は、雨交じりの強風が吹き付けるなか開始。前半、風上に立った山雅は、開始直後から岩上がミドルシュートを放つなど、積極的に攻撃を展開した。守りも全員が集中し、サイドを軸とした山形の攻めを跳ね返す。
前半18分には村山のFKが強風にあおられ、相手GKの頭を越えてゴール。意外な形で先制点を奪った。
しかし、追加点を奪えず折り返した後半は一転、序盤から山形が攻勢に出る。
押し込まれる時間が続いた28分、右からのクロスに頭で合わせられ、同点に。34分にはゴール正面で与えた直接FKを沈められ、逆転を許した。
試合は目まぐるしく展開する。逆転された直後に登場した長沢が35分、岩上のシュートの跳ね返りを蹴り込んで追い付くと、1分後に相手DFが2度目の警告を受け退場。逆転を期し、スタジアムの空気が熱を帯びた。
だが、あと一歩で決定機をつかみきれない山雅は逆にロスタイム、相手CKに対して多々良がハンドを取られ、痛恨のPKを献上。終盤にFW2人を投入し攻撃のギアを上げたが、及ばなかった。
船山は「十分にチャンスがあった前半に、もう1点でも取れていれば違ったのでは。1点の重みを感じた」と悔やんだ。
「要所要所でポイントを突いてくる力が、相手にはある。こういった天候やピッチの状況では往々にして、技量の差がそのまま勝敗を分けてしまう」と反町監督は分析。「技量の低さは前提でチームづくりをしてきた。今から新しいことはできないので、いかに平常心で戦えるか」と、長崎に乗り込む次節をにらむ。
(長岩将弘、倉科美春)