J1山雅、本格始動 新戦力会見と初練習

150122yamp今年、県内のサッカークラブとして初めてJリーグ1部(J1)で戦う松本山雅FCは1月21日、松本市の信州スカイパーク体育館で今年初めての練習を行い、本格始動した。20日には同市内のホテルで新加入選手の記者会見を開いた。就任4季目の反町康治監督の下、新戦力15人を加えた選手計33人で、新たな挑戦が始まる。
初練習には31選手が参加。詰め掛けた200人余の観衆の拍手に迎えられて入場すると、体幹トレーニングやボール回しで2時間近く汗を流した。
訪れた百瀬久仁子さん(48、松本市石芝)は「バランスよく新戦力が加わった印象。反町監督の言葉も頼もしいので、ぜひ頑張って」。友人の三村恵美子さん(44、同市南原)は「みんなの意気込みが感じられる。新加入選手も早く環境に慣れ、力を発揮してほしい」と期待を込めた。
山雅は25日に新体制発表会を開き、全選手や指導陣、スタッフがファンらと対面。27日から3次にわたるキャンプを経て3月7日、名古屋グランパスと敵地での開幕戦に臨む。

新加入選手の記者会見は、体調不良の那須川将大選手を除く14選手が出席、自己紹介を行い決意を述べた。例年は新体制発表会で新戦力を紹介しているが、今年はJ1に昇格したことや人数の多さなどから、事前に会見の場を設けた。
加藤善之ゼネラルマネジャーは、補強のポイントとして(1)J1で戦える守備の再構築(2)より攻撃的なスタイルの追求(3)(それ以外の)戦力の補完-を挙げ、「(J2に)落ちないということではなく、さらに上を目指すつもりで戦う」と強調した。
反町監督は「J1でくすぶっている選手より、J2で活躍し、実績を残した選手を主眼に獲得した」と明かし、「未知数の部分はあるが、昨年のチームの力を上回っている自信はある」ときっぱり。
船山貴之選手ら昨季の主力がチームを離れたが、監督は「戦力ダウンとは全く思っていないし、それは開幕してから証明させてもらう」と力を込めた。
(長岩将弘)