4連勝で2位に浮上 J2第22節 金沢に4-2苦しい展開乗り切る

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J2は9、10日、各地で第22節を行った。前節まで暫定3位の山雅は10日、最下位のツエーゲン金沢とアルウィンで対戦し、4-2で勝った。2-0から追い付かれる苦しい展開だったが、最終盤に石原の加入後初ゴールを含む2得点。今季2度目の4連勝でJ1自動昇格圏内の2位に浮上し、シーズン後半を好発進した。
山雅は開始直後から相次ぎセットプレーを得るなど主導権を握り、攻め立てたが得点できず前半は0-0。
後半は一転、激しい点の取り合いに。山雅は5分、ペナルティーエリア左で宮阪が蹴ったFKを相手がクリアし、こぼれたボールを工藤が蹴り込み先制した。
さらに5分後、石原がドリブルで相手守備を中央に引きつけ、右から抜け出した高崎にパス。高崎がきっちり決めて加点した。
しかし19分、自陣左を深くえぐられ、クロスからシュートを許し1点を返されると、流れはじわじわと金沢へ。34分には右CKを頭で合わせられ追い付かれた。
諦めない山雅はロスタイム突入直前の44分、ゴール正面でボールを受けた高崎が相手と交錯しながら絶妙な落とし。走り込んだ岩間が落ち着いてゴール左隅に蹴り込み土壇場で勝ち越し、さらにロスタイムには中央付近でボールを受けた石原がドリブルで独走。相手2人を振り切って追加点を挙げ、試合を決めた。
試合後、反町監督は「2失点しても下を向かず前向きにプレーできた点はよかった。終盤で追い付かれた時の反応が昨季と違う。今季は試合を重ねながら自信が芽生えてきた」と選手をたたえた。
一方、前節に続くCKからの失点や、リードした時の不用意なプレーを挙げ、「相手が良かったというより、われわれに問題がある」と指摘した。
選手も苦しい試合を勝ち切った手応えとともに「2失点は自滅」(工藤)、「負けてもおかしくなかった」(飯田)と厳しい反省を口にした。
北九州と敵地でぶつかる次節(16日)を終えると、中3日で首位の札幌と敵地で対戦。今季を左右する大一番を含む連戦を、勢い付く攻撃と守備の修正で乗り切りたい。
(長岩将弘、松尾尚久)