難敵清水相手に完封、自動昇格圏2位を維持 J2第33節

160927yampJ2は25、26日、第33節を各地で行った。J1自動昇格圏内の2位にいる山雅は25日、勝ち点4差で4位につける清水エスパルスとアルウィンで対戦し、1-0で勝った。今季最多の観客1万7880人の前でセットプレーから得点、衰えない走力で相手の攻撃を封じるなど攻守に“らしさ”を発揮。点差以上の完勝で、2位を維持した。
山雅は試合開始直後からペースを握った。セカンドボールをことごとく拾い、前線の選手がプレッシャーを掛け、リーグ最多得点の相手に攻撃のリズムをつくらせない。
前半24分、センターサークル内から喜山が蹴ったFKを山本が頭で落とし、工藤が滑り込むように合わせて先制。追加点は奪えなかったが、その後も主導権を握り続けた。
後半終盤は相次いで攻撃的な選手を投入した相手に押し込まれたが集中を切らさず、決定的な場面をつくらせず守り切った。
「現状の戦力はJ2で最も充実している」と、清水を警戒していた反町監督。荒れたピッチや相手のミスに救われた部分もあると認めつつ、「攻守に足を止めず、粘り強く戦えた」と選手をたたえた。
が、好内容にも飯田は「今季取り組んでいる、パスをつなぐサッカーがほとんどできなかった。できていれば、終盤も流れを取り戻せたはず」と課題を指摘。
田中も「次につながる内容だったが、勘違いしてはいけない。謙虚に、ひたむきに、こういう試合を続けることが大事」と、19位・讃岐との次節に向け、慢心を戒めた。
直近9戦を無敗とした山雅だが、3位C大阪も勝ち、勝ち点1差で追われる状況は変わらない。さらに次節は警告累積で山本と岩間が出場停止。リーグ終盤の戦いが厳しさを増す中、主力2人を同時に欠くのは痛いが、総力戦で乗り切る構えだ。
(取材班)