金沢に勝利もリーグ戦に向け課題 天皇杯2回戦

150908yampサッカーの第95回天皇杯全日本選手権は5、6日、各地で2回戦24試合中、18試合(雨による中断ののち中止1試合を含む)を行った。山雅は5日、J2のツエーゲン金沢とアルウィンで対戦。2-1で勝利を収めたが、相手にペースを握られる時間帯などもあり、次戦や12日に再開するリーグ戦へ向け課題を残す内容となった。
前半、今季J2に昇格したばかりの格下の金沢に対し、山雅は優位に試合を進める。10分、右CKに飯田が頭で合わせ、早々に先制。42分には安藤が「(オビナが)どこに入るか分かっていた」と上げたクロスに、オビナが頭で合わせ2点目を奪うなど、山雅ペースで前半を終えた。
後半も引き続き攻勢をかけたい山雅だったが、シュート数が前半の7本から2本に激減するなど攻撃が停滞。守備でも、金沢のパスコースを消しきれないなど、押される場面も目立った。2-0のまま迎えた後半ロスタイム、相手FKを頭で合わせられ失点。試合には勝利したものの、後味の悪さも残った。

反町監督は「失点もあり、終わり方は良くなかった。ある意味、良い薬になったと思って今後の練習ができる」。しかし、「押し込まれると、チームがいっぱいいっぱいになる時間帯もあった。まだまだコミュニケーション不足」(安藤)など、勝利の中にもさまざまな課題を残した。
山雅は12日、リーグ戦で湘南ベルマーレとアウェーで対戦する。湘南は天皇杯3回戦の相手にも決まり、今後を占う上で重要な一戦だ。
訪れた約6600人のサポーターからは「なんとかJ1残留して」「来週もしっかり頼むぞ」と、選手を激励する声が掛かり、田中は「今までと同じ戦い方では同じ結果になるだけ。監督の考えを理解し、ピッチで表現していけるようにしなくては」と前を向いた。
(取材班)