警戒クロスで失点 福岡に0-1

170509yamp元日本代表や若い年代別代表ら実力と実績がある選手がそろう福岡に、早い時間帯で失った1点を巧みに守りきられ山雅は4試合ぶりの黒星。9日間で3試合を行った今季最初の過密日程は、前節(3日)は敵地で大分と0-0で引き分け、1勝1分け1敗の勝ち点4。終盤の昇格争いが昨季のような接戦になり、悔やまれる大型連休にならないとよいのだが…。

反町監督は守勢だった前半から一転、後半は好機をつくり足を止めず攻め続けた選手たちをねぎらいつつ、「やられてから目覚めるようでは駄目。ボールコントロールのミスもあり、自分たちでリズムを壊してしまった。後悔ばかりが残る」と歯がみした。
「相手が特別強かったとは思わない。こちらにミスや後ろ向きなプレーが続き、反省点が多い」と振り返ったのは村山。自身の好セーブも「それはこちらの状況が良くなかったということ。それに、ああいう決定機(失点の場面)を防がないと上位には行けない」と戒めた。
失点は警戒していたクロスボールから。後藤も「あの1点が試合を決めた。ぎりぎりでやられたのではなく、余裕を持って打たれた。問題は大きい」と危機感をあらわに。「気持ちを切り替えることは大切だが、今日はなぜ負けたのかを、しっかり受け止めなくては」
2試合連続の無得点も課題。工藤は「そもそもシュートがあまり打てていない」とし、「決まるかどうかより、それ以前のゴールに向かう段階の精度を上げなくては」。
次節から再び、水曜夜(17日)の山形でのアウェー戦を含む過密日程。「今季は10節ちょっとを終えて抜きんでたチームがなく、その中で勝ち点を積み重ねていくのは大変なこと。われわれも、ここぞというところで勝ち点3を取れていない」と指揮官。「幸い、けが人も出場停止もいない。またここから奮起し、ファイティングポーズをとっていく」と前を向いた。

J2は7日、第12節を行い、7位の山雅は9位のアビスパ福岡とアルウィンで対戦し0-1で敗れた。
山雅は前半、ほぼ一方的にボールを保持され、失点は自陣右深くで福岡の亀川にこぼれ球を拾われ、クロスを中央に走り込んだウェリントンに合わせられた。
相手の出足が緩んだ後半は押し返し、カウンターやセットプレーで何度も好機をつくったが、ゴール前を固められて得点できなかった。山雅は5勝3分け4敗の勝ち点18。順位を9位に落とした。
次節は13日。アルウィンで町田ゼルビアと対戦する。町田は4勝4分け4敗で山雅と勝ち点2差の12位。昨季の対戦成績は1勝1敗。

【選手コメント】
17番・ジエゴ(後半途中から初出場) 大きな経験になった。いつもスタンドから見ていて、アルウィンでプレーできる仲間がうらやましかった。ピッチ上で(応援の)熱を感じることができ、うれしい。
リードされている状況だったので、相手を上回る走力、激しいマークなどを心掛け、流れを変えるプレーをしようと思った。ロングスローは自分の武器。今日は相手の守備を打ち破れなかったが、どんどん投げたい。
5番・岩間 後半にスペースが空くことは分かっていて、狙い通りに攻めることができたが、流れの中から決められないのが現状。改善しないと厳しいシーズンになる。
昨季は流れの中から得点できた。後方からのビルドアップは昨季よりしっかりできている。誰でもいいので流れの中から得点したいし、前の選手が取れればチームに勢いが出るはず。
(取材班)