自信の体力 出番で発揮-J2第29節 強敵・千葉に競り勝つ

130822yampJ2は18日、各地で29節の11試合を行った。それまで12位の山雅は、3位のジェフユナイテッド千葉とアルウィンで対戦し、3-2で破った。「ほぼプラン通り」(反町監督)という綿密な相手の分析や、走り込みなどによる体力面での自信に加え、出場機会の少なかった選手がチャンスで力を発揮。チーム内の競争も好結果を生んだ。
ホームでは22節水戸戦以来およそ1カ月半ぶりとなる白星に、試合終了時のアルウィンは大歓声に包まれた。
前半5分、飯尾竜が得たFKを朴光一が蹴ると、混戦のこぼれ球を長沢が頭で押し込み先制した。その9分後には相手のパスを長沢がカット。船山からボールを受けた喜山がミドルシュートを突き刺し、2点目を挙げた。
しかし38分、CKから頭で合わせられ失点。後半19分にもやはりCKから失点した。
だが山雅も24分、朴光一が放った右CKを犬飼が頭でたたき込み、再びリード。終盤は千葉の攻勢にさらされたが、しのぎきった。
「朴光一や飯尾竜ら、これまでチャンスの少なかった人が、今日はいい働きをした。チームにとっても大きい」と振り返ったのは喜山だ。
前回の千葉との対戦(15節)に右SBでフル出場しJ初舞台を踏んだ飯尾竜は、左SBで出場。反町監督が「J1でも通用するし、成長すれば代表入りしてもおかしくない」と警戒した右SBの米倉と対峙(たいじ)し、ほぼ仕事をさせなかった。
「前回より幾分落ち着いてやれたが、もっとレベルアップしなくては」としつつも、「相手の裏への飛び出しなど、右でも左でも、自分がやるべきことは変わらない。それをやりきれた結果」と、手応えを得た様子だ。
一方、CKからほぼ同じかたちでの2失点は不安要素。飯田は「オープンプレーでは防げている自信と、セットプレーが課題という思いの両方がある」と漏らす。
中2日で迎える次節、次々節はアウェー2連戦。厳しい夏場をどう乗り切るか、今後を占う2戦となりそうだ。
(長岩将弘、倉科美春)