育成年代もキックオフ 山﨑ダイレクターに聞く

170406yampU-18(高校年代)、U-15(中学生)それぞれのリーグが開幕し、今季の育成各年代の戦いが始まった。今季はどのような立ち位置で、どういう戦いに挑むのか。山﨑武・ユースアカデミーダイレクターに聞いてまとめた。
U-18は昨季、北信越予選を突破して夏の全日本クラブユース選手権に5年ぶりに出場。Jクラブの育成チームが競う秋のJユースカップでは神戸、横浜Mといった強豪を破り3位になるなど躍進を遂げた。
今季は、主力の1stチームは昨季と同じ県リーグ(L)1部(8チーム)、昨季県3部を制した2ndチームは昇格して県2部(同)で戦う。今季は先月18日に開幕し、どちらも2節まで終えて1stは市立長野高に3-1、松本県ケ丘高と1-1の1勝1分け、2ndは創造学園高2ndに0-2、市長野高2ndに4-0の1勝1敗。
1stは昨季県1部を制し、8チームがトーナメントで競う北信越プリンスL参入戦で決勝まで進んだものの、日本文理高(新潟)に0-1で敗れて昇格を逃した。
9月の県L終了後、11月の参入戦までの間に激闘のJユース杯を挟んだため、山﨑ダイレクターは「体力面でも精神面でも、参入戦は相当ハードだったはず」と推し量りつつ、「苦しい戦いをものにするのが本当に強いチーム。そこは今季の課題」。
躍進した昨季が前提となる今季は、内容も結果も求められる重圧の下で戦う。山﨑ダイレクターは「プレッシャーの中で力を発揮できる人間力が、技術以上に求められる」とにらむ。

U-15の1stは昨季県L1部で優勝。今季から2部制になった北信越Lの2部(8チーム)に昇格した。今季は2日に開幕し、FCひがし(富山)との初戦を1-0で制した。
2ndは昨季県2部を制し、昇格した1部に挑む。中学生は学年による体格・体力差が大きいため、別に1年生の県U-13Lも設けられている。
大枠で学年別の3チームに分かれるU-15だが、「力のある選手はどんどん上のカテゴリーに挑戦してほしい」と山﨑ダイレクター。ただ、「そういった貪欲さはまだ物足りず、意識づけが課題」と話す。

U-12(小学生)は年末の全国少年大会に2年連続で出場。5月のJA全農杯チビリンピック全国大会にも2年続けて出場する。
参加する松本、塩尻市チームのU-12リーグは15日に開幕。リーグ戦がない週末は県外遠征に出掛け、よりレベルが高い競技環境を整える。
山﨑ダイレクターは「この年代で大事なのは、才能ある選手に最適な環境を与え続けること」と強調。「その延長上に(全国出場などの)結果がついてくるよう、取り組みを続ける」と話す。
(長岩将弘)