緊迫した終盤戦続く中 次戦への選手の活力源は?

161020yampJ2リーグ戦は36節まで終え、山雅はJ1プレーオフ進出圏内の6位以内を確定させた。ここ12試合無敗で自動昇格圏内の2位を維持しているが、3位C大阪との勝ち点差は4、4位清水も5差で続き、緊迫した終盤戦が続く。そんな中、選手はオフや空き時間にどのようにリフレッシュし、次戦への活力を蓄えているのだろうか。選手に聞いた。
活力の源は「家族の笑顔」という選手は多い。那須川は諏訪湖や善光寺など県内の観光地や温泉を家族で訪ね、「その土地のおいしい物を食べて、リラックスしてくる」。
めったにない連日オフを利用し、今月上旬に家族で白樺湖を訪れたのは宮阪。「息子にサプライズを」と、ホテルの「仮面ライダールーム」に泊まり、大はしゃぎだったそう。「子どもの面倒を見るのは好き。風呂に入れたり、一緒に買い物に行ったり、何でもない日常が活力になる」と“イクメン”ぶりをのぞかせる。
後藤は園児から乳児まで男子3人のパパ。「いつも元気で、こちらもテンションを上げないと付いていけない。オフの日も戦争」。長男と次男が園に行き、末っ子が寝付いた時に「やっと一息つける」と苦笑しつつ、「落ち込んでいる時は元気をもらえる」と目を細める。

仲間同士で出掛けるのも気分転換法の一つ。ピッチ外でのコミュニケーションは、連帯感を強める効果もありそうだ。
石原は近ごろ、喜山らに誘われ、何人かで初秋の美ケ原高原や上高地を訪れた。「松本の豊かな自然を堪能している」という。
妻が出産で里帰り中の武井は、家族と離れて単身生活を送る工藤と食事や遊びに行くことが多いという。年齢が近いこともあり、今季加入した当初から気が合い、「サッカー以外のいろいろな話もし、週明けから新鮮な気持ちでまた練習に入れる」。
その工藤は、武井と2人で初めて行った松本城が印象に残っているそう。「こう言うと、なんかデートみたいですが…」

愛犬家も多い。雄のヨークシャーテリア「九兵衛」を飼う高崎は「犬と過ごす時間が一番の癒やし」と言い切り、安川は雌のフレンチブルドッグ「チャビー」と出掛ける時間がお気に入り。
「犬が大好き」というシュミットは、ファンサービスの時などにサポーターが連れている犬をかまうのが楽しみ。「犬を『わちゃわちゃ』するのが好き。一軒家で飼えるように頑張ります」

独身者はどうしているのか。三島は月に1度ほど実家がある埼玉に帰り、姉の子ども3人と遊んで気分転換するという。一番上が小学1年生のやんちゃ盛り。「1日一緒だとさすがに疲れる」と言いつつ、「『みっしー』って呼んで懐いてくれ、試合も水戸時代から時々見に来てくれる」とうれしそう。
なお、「ぼーっとする時間が好き」というのも三島。1人のときはソファに寝転がり、エネルギーを蓄えているそうだ。
前田は、高校(山梨学院大付属)時代の友人が多くいる山梨に行き、彼らと会うのが一番の楽しみで、休日はたいがい山梨にいるとか。最近、車を買ったそうで「行き来の自由度が増すので楽しみ」。1人の時はレンタル店でドラマや映画のDVDを借りて見たり、自分が出場した練習試合の映像を見たりしているという。
(長岩将弘)