第2ステージ15節・鳥栖に1-2 ホーム最終戦黒星

151027yampJ1は24、25日、第2ステージ第15節を各地で行った。前節まで年間16位の山雅は、今季ホーム最終戦の相手に同14位のサガン鳥栖を迎え、先制しながら1-2で逆転負けを喫した。山雅と勝ち点差6の新潟も敗れたためJ2降格(16位以下)確定は免れたものの、残留は非常に厳しい状況となった。
反町監督が試合後「今季を象徴するよう」と評した通り、終盤に立て続けに失点。あと1歩及ばなかった。
押し込まれる時間帯もありながら前半を0-0でしのいだ山雅は後半20分、安藤が倒されて得たPKをオビナが決め、先制する。
しかし32分、敵陣からの長いFKの流れから技ありのヒールキックを決められ、同点。
42分には、下がっていたDFラインが自陣ペナルティーエリア内で振り切られて逆転を許し、これが決勝点となった。

「(多くの声援やJ1の厳しさを)選手の誰もが肌で感じ、心に響いてもいる。でも、その気持ちをなかなかピッチで表現できず、ふがいない」。降格の瀬戸際に立たされたチームの思いを代弁し、田中は唇をかむ。
残り2節で今節15位に後退した新潟を逆転するには、山雅の連勝と新潟の連敗が絶対条件。その上で、得失点差8をひっくり返す大勝や新潟の大敗が必要だ。残留の可能性は残されているものの、現実味は乏しいと言わざるを得ない。
ホーム最終戦セレモニーであいさつに立った選手会長の村山は、失点の責任をかぶりつつ、「0.1%でも可能性がある限り、それに向かって戦う。選手、会社と一緒に奇跡を起こしましょう」と呼び掛けた。
次節の神戸戦は2週間後。「2週間あれば良い調整ができると思う。反省し、しっかり切り替えて、神戸で山雅らしさを発揮する」と、村山は「奇跡」をたぐり寄せる決意を話した。
(長岩将弘、大山博)