神戸に敗れJ2降格確定

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国内最上位リーグの壁は厚かった-。サッカーJ1の松本山雅FCは7日、敵地でヴィッセル神戸と対戦、1-2で敗れ、最終節を残してJ2降格(16位以下)が確定した。地元でも大型スクリーンでテレビ中継を観戦するイベントで多くの人が声をからしたが、願いはかなわなかった。

塩尻市大門一番町のウイングロードで開いた「塩尻エキサイティングビジョン」(しおじり街元気カンパニー主催)には、ユニホームや応援グッズを身に着けた100人ほどが集まった。
山雅は前半から積極的に攻めて42分、FW阿部吉朗選手が先制点。ロスタイムには相手選手がPKを外し、会場の興奮は最高潮に。
しかし、後半は徐々に神戸ペース。しのぎ続けた山雅だったが、40分に同点にされるとロスタイムには逆転を許し、会場は重い静けさに包まれた。
塩尻市大門田川町の栗田喜美江さん(66)はタオルを目頭に当て、「選手や監督たちはよく頑張ってくれた。切ないけれど、みんな(選手ら)はもっとつらいはず」。
同市広丘堅石の本田康弘さん(41)は「悔しいけれど、ここから強くなればいいだけ」ときっぱり。「1年で(J1に)戻ってこられるよう、来年も全力で応援します」と力を込めた。

サッカーJ1の松本山雅は、来季のJ2降格が決まった7日夜遅く、松本に帰着した。8日は松本市かりがねサッカー場で、疲労回復のための運動や控え組主体の練習試合をこなした。
自身の進退も含めた来季のチームづくりについて、反町康治監督は「昨日の今日で、少し混乱してはいる」と、まだ落ち着いて考える余裕はなさそうだ。
シーズンはまだ続き、選手たちにも「特別なことは言っていない」という反町監督。これまで通り、目前の戦いに集中する姿勢を強調した。