看護学生がシニア手品クラブ訪問

長野市の長野赤十字看護専門学校の2年生3人が3日、松本市双葉のプラチナセンター(南部老人福祉センター)で活動する高齢者のサークル「プラチナマジッククラブ」を訪ねた。授業科目「老年看護学援助論」の一環で夏休みを利用した取り組み。高齢者と触れ合い、看護に生かす目的だが、学生たちは会員たちの元気な歓迎にすっかり圧倒された様子だった。同サークルは2015年4月、手品によるボランティア活動を目的に結成。会員は当初の3人から21人にまで増え、現在は福祉施設などでボランティア活動を続けている。
学生3人は中信地方出身。活動が活発だと聞き、同サークルを対象に選んだ。
触れ合いながら、会員の暮らしぶりを聞き取る予定だったが、センターを訪れると、20人近い会員が出迎え、机の上には手品用具一式。次々に5種類ほどの指導を受け、覚えたての技を披露すると、拍手が起こった。
その後、会員たちが鮮やかな手さばきを見せると、3人は驚きの表情。ようやく、手品を始めたきっかけや1日の過ごし方などを会員から聞き取っていた。
安曇野市豊科出身の斉藤絵里さん(19)は「自分もかなわないほどの元気さに高齢者のイメージが変わった。たとえベッドの上でも生きがいや楽しみがあれば生活リズムが整うと思う。覚えた手品も看護に生かしたい」と笑顔で話した。
(宮沢厚子)