清水高原アートフェス 展示や体験で交流

山形村清水高原に点在する工房や山荘6軒が会場の「清水高原アートフェスティバル」(運営委員会主催)は15日まで、「ARTで遊ぼう!」をテーマに開催中だ。工房や山荘を一般開放するオープンハウスでの作品展示や制作体験などを通じて交流を楽しむ。
展示は、日本刺しゅうや現代アートなど、制作体験(要予約)は竹細工や裂き織り、ボビンレース、イラストなどと多彩だ。
フェスティバルにはゲストアーティスト2人も参加している。
ポーランドのテキスタイル作家エラ・チョスさん(33)は、同高原に山荘を持つ大阪市の美術家西村のんきさん、尚子さん(60)夫妻が招いた。チョスさんは宿泊施設スカイランドきよみずでユニーク・ファッションの作品を展示中。革新的な舞台美術(衣装や舞台装置)で注目される若手作家だけに作品も刺激的だ。
チョスさんは7日、辻野清美さん(70)が開く裂き織り教室を体験した。「各種の素材や、伝統技法と新しいデザインとの融合に関心がある」とチョスさん。裂き織りは自身のテーマ「再生」に通じるとし、興味を深めたようだった。
この日、チョスさんとともに訪れた尚子さんは、ポーランド式ボビンレースの制作体験を開く。図案を描いた台紙にピンを打ち、ボビン(糸巻き)に巻いた数本から数十本の糸で織り進める技法は欧州各地で行われたが、現在は継承者が減少。ポーランド式は特に珍しいという。
もう1人のゲストアーティスト、岡康正さん(66)は愛知県豊橋市在住のグラフィックデザイナーで、保坂一彦さんが招く。さまざまな布を切って貼ることでイラストやアート作品を作る親子制作体験を開く。
展示や体験会の日程など詳細は同フェスのブログ(「清水高原アートフェス」で検索)か事務局電話0263・98・3014へ。
(宮沢克美)