松大教育学部生が学園祭デビュー

松本大(松本市新村)が4月に開設した教育学部の1期生が、14、15日に一般公開した同大と松商短大の「第51回梓乃森祭」で“学園祭デビュー”した。小学校教諭を目指す約60人が体育、音楽、理科、食育、心理、人間関係の計6チームで五感を養う体験や遊びを考え、来場した子どもたちを楽しませた。
体育チームの10人は今春完成した第2体育館に、小学生向けのアスレチックコース「WelcomeHey城」を設けた。「お城に忍び込もう!」とうたい、マットや平均台、跳び箱などを立体的に並べ、子どもたちは一本橋から落ちないようにバランスを取って歩いたり、ネットをくぐり抜けて壁を乗り越えたりし、歓声を上げた。
リーダーの田宮享さん(18、学校教育学科)は「けがしないように安全に配慮した。子どもの体力低下が言われる中、体を動かす楽しさを伝えたい」。
音楽チームは音楽室に子どもを集めて楽器作り。ペットボトルに色付きのビーズや小石を入れたマラカスや、おはじきと紙皿を用いたカスタネットが出来上がり、子どもたちは学生と合奏を楽しむなど夢中に。
子どもの目線で作り方を教えた宮入永佳さん(19、同)は「教科書では学べない貴重な経験。子どもたちから教わることの方が大きい」と充実した様子。
心理チームは2000個のボールプールの中から1個だけ硬いカプセルを探し出すゲームや、手指の感覚と表現力を養う折り紙教室。理科チームは化学反応で作るスライムや空気砲、泡の実験など行った。
(高山佳晃)