東海大諏訪破り松商4連覇 高校女子サッカー県大会

女子サッカーの第26回全日本高校選手権県大会は9日、決勝を松本市のアルウィンで行った。松商学園(同市)が4-1で東海大諏訪(茅野市)を破り、4連覇を達成。全国大会予選の北信越大会は10月7~9日に大町市で開き、両校(開催県2枠)が県代表として出場する。
前後半40分ずつ。松商は開始早々にFKから先制されたが29分、MF山本想(1年)のゴールで同点に。後半は6分、中央で得たFKを山本が直接決めて逆転すると、31分には途中出場のMF唐澤佳音(2年)がこぼれ球を押し込み3点目。終了間際にはFW原田優(2年)がPKを落ち着いて決めた。
大会は9校が参加して8月27日に開幕。ほかに中信勢は松商に準決勝で敗れた大町岳陽が、決勝前に行った3位決定戦で上田西を1-0で破った。

4年連続で同じ顔合わせの決勝。今夏の県総体決勝も2-0で下した相手に松商は前半1分、FKから頭でいきなり決められ、出ばなをくじかれた。
選手たちはそろって「焦った」と言い、一時は攻守が乱れた。が、面川辰雄監督は「想定内。試合は始まったばかりで、時間はたっぷりある」と落ち着いた表情で指揮し、選手たちもそれに応えた。
決勝に出場した3年生は4人。攻守とも1、2年生の活躍が光った。1年生の山本(上松中出)は「全国へ行くために松商に来た。ここで引き下がるわけにはいかない」と果敢に同点のゴールを決めると、2点目のFKは「流れを一気に変えたい」と、敵の意表を突く渾身(こんしん)の一撃で30メートル先のネットを揺らした。
MF永島さりな主将(3年)は「まずは1点返そうと全員が気持ちを切り替え、一つに動けた。後半はパスをつなぐ自分たちのサッカーができた。北信越でも結果を出し、目指すは全国8強」と力を込めた。
北信越大会は6校が出場し、3位までが全国大会(12月30日~来年1月7日・兵庫県)へ。松商は初戦で石川県代表と対戦する。
(高山佳晃)