成長期す新戦力 岩間と椎名がホーム初出場

新加入の岩間と椎名が、初めてアルウィンのピッチに立った。雨中の大歓声に感謝と手応えを口にしつつ、プレー内容には到底満足しない様子だった。
岩間は初先発で90分を戦い切った前節に続き、今節も先発出場。後半32分に退くまで中盤の底で汗をかいたが、「全然貢献できていない。もっともっとやらなくては」。
07年から4季、JFLのアルテ高崎(現在は活動休止)で働きながらプレーした。プロ契約を得たのは11年、当時JFLだった長崎に移籍してから。チームがJ2昇格を果たし、自身のJ初年でもあった昨季は、リーグ41試合に出場した。
「自分たちの時間帯もあったが、最後の精度はまだ低い。決め切る力は相手が上だった」と岩間。昨季はJ1で戦った湘南の地力を肌で感じ、たたき上げのJリーガーはさらなる成長を期した。

椎名は1点を追う後半32分に登場。ピッチに飛び出すなり相手ボールを奪いチャンスをつくったが、「いい入り方ができた以上に、それ以降(存在感が)消えたのが悔しかった」と唇をかんだ。
才気あふれるプレーで早くから注目されたが、高校3年時と大学3年時に左膝靱帯(じんたい)を切り手術。けがに苦しんできただけに、プレーそのものへの渇望は人一倍だ。
40分にはゴール前の浮き球を頭で押し込んだが、味方がオフサイドを取られ、無効に。
「ゴール前でプレーできたことは収穫」としつつ、「自分に求められていたのは前への推進力やゴール。どんな展開でも結果を出し、存在感を示していかなくては」と戒める。
それでもロスタイムを含め15分間余の出場は、今季3試合目で最長。「まずは使い続けてもらえる選手になる」と、メンバー定着を誓った。