成長の勝ち点1 強豪G大阪に2-2

130926yampJ2は22、23日、各地で34節を行った。前節まで7位の山雅は22日、首位のガンバ大阪とアルウィンで対戦し、2-2で引き分けた。アルウィンの最多入場者数を塗り替える1万7148人が詰め掛けた、注目の一戦。終盤を10人で戦うなど不利な状況で強豪からもぎ取った勝ち点1は、チームの成長の証しといえそうだ。一方、選手からはどん欲な勝ちへの思いも聞かれた。
試合は前半5分に動いた。岩上の右CKに、塩沢が頭で合わせて先制。最初のセットプレーのチャンスをものにした。
しかし、その後は大阪にほぼボールを支配され、苦しい時間帯が続く。
15分にロチャのシュートで追い付かれると、25分には白井が負傷退場するアクシデント。39分にもロチャに決められ、逆転を許した。
それでも集中を切らさなかった山雅は後半3分、岩上が放った左ロングスローからのこぼれ球を、犬飼が左足で蹴り込んだ。
試合を振り出しに戻し、勢いづいた山雅は攻勢を強めるが33分、阿部が遠藤へのタックルでレッドカードを受け、退場。
苦しい時間帯での数的不利の中、山雅は慌てず選手の並びを整え、激しい攻撃をしのぎきった。
しかし、試合を終えた選手たちの口から喜びは聞かれなかった。
塩沢が「先制できたし、勝ててもおかしくない試合だった」と振り返れば、白井に代わって途中出場した村山も「負けなかったからいい、ではなく、勝つためにより努力することが必要」と表情を引き締める。
反町監督は「この勝ち点1が、最後に大きく響いてくるかもしれない。微々たるものだが、成長を感じる」とたたえながら、「(32節)鳥取戦、(天皇杯2回戦)群馬戦と、最後に力を発揮している。最後の15分、11人だったらどうなっていたか見てみたかった」と惜しんだ。
(長岩将弘、倉科美春)