広陵中3年藤森相貴さん短歌でジュニア大賞

電卓の一番下に住み着いた「.」(しょうすうてん)のようだね僕ら

塩尻市の広陵中学校3年・藤森相貴(あいき)さん(15、広丘原新田)の短歌が、国内最大規模の「NHK全国短歌大会」ジュニアの部で最高賞の大賞に選ばれた。
19回目の大会は1月20日、東京・渋谷のNHKホールで開き、幼児・小学生と中学生の両部門に応募があった計1万9925首から、小・中学生各3人の作品をジュニア大賞に選んで発表した。
藤森さんの歌について選者の歌人・佐伯裕子さんは「独創的な作品。『一番下に住み着いた』がとても効果的」と評した。
藤森さんは広丘小学校1年の時に歌を作り始め、「全国短歌フォーラムin塩尻」の学生の部でたびたび入賞。昨年9月の第31回フォーラムでは、一般の部に最年少で入選した。
「国語より理数系の科目が好きだけど、短歌を作るのは楽しい」と言い、父親の円(まどか)さん(46)が所属する結社「潮音」に投稿を重ねている。
また、藤森さんの弟で同中1年の深生(しんせい)さん(13)の歌「さわれるかためす間も無くその虹をのっぽのビルは食べてしまった」が大賞、特選(中学生8首)に次ぐ秀作(同30首)に。
深生さんの双子の弟・寛生(かんせい)さんも小学4年時に大賞を受賞しており、大会には家族で参加。全員でステージに上がり、進行役の歌人・小島なほさんから兄弟3人と円さんにマイクが向けられたという。大会の模様はNHKEテレで2月3日午後3時から放映される。
(谷田敦子)