山雅新加入記者会見 J1へ意気込み

山雅は14日、新加入の10選手とコーチ3人が出席して記者会見を松本市内で開き、意気込みなどを話した。加藤善之GMは今季の編成について「J1仕様、競争原理、新陳代謝」をキーワードに挙げ、昇格後を見据えてJ1で戦えるチームづくりを目指し、若手の底上げも図るとした。
昨季J2北九州で主力を担い、33試合に出場したDF星原健太や、10~14年シーズン途中まで鳥栖でプレーしたDF呂成海などが新たに加入。主力のシュミットを含む3人が去ったGKは、一昨季まで山雅でレギュラーだった村山智彦が湘南から復帰した。
指導陣は、15年途中からJ2京都の監督を務め、昨季は5位の成績を残した石丸清隆さんがコーチに就任。対戦相手の分析は、筑波大大学院を修了して2季ぶりに復帰した貝﨑佳祐コーチが担当する。
フィジカルコーチ以外の2人は1年で入れ替わったが、強化を担う南省吾テクニカルダイレクターは「監督やチームに新たな刺激をもたらしてくれるはず」と期待を込めた。
また、昨季はけが人が相次いだ反省から、フィジオセラピスト(理学療法士)をスタッフに加えた。
加藤GMは、昨季にJ1昇格プレーオフに回ったことなどで「今季の立ち位置がなかなか定まらなかった点も影響し、今までになく編成に苦労した」としながらも、「みんな山雅と共に成長したいという気概を持って来てくれた。切磋琢磨(せっさたくま)できるメンバーがバランスよく集まった」と話した。
その他の新加入選手・スタッフは次の通り(選手のかっこ内は前所属チーム)。
選手】▽GK藤嶋栄介(千葉)、高東民(大倫高=韓国)▽DFジエゴ(ジョインビレEC=ブラジル)、橋内優也(徳島)▽MFセルジーニョ(セアラーSC=ブラジル)、岡本知剛(湘南)▽FW岡佳樹(桃山学院大)
スタッフ】▽フィジカルコーチ古邊考功▽チーフトレーナー小嶋久義▽フィジオセラピスト中條智志▽副務富沢大輔

DF星原の話
個人としてステップアップしたいと思っていたし、練習も厳しいと聞いていた。山雅なら成長できると思い、移籍を決めた。
自分の強みは攻守両面のスピード。練習から全力で取り組み、試合で力を出し切れるようにしたい。
今季、北九州はJ3に降格した。「もっと自分のアシストがあれば、残留できていたのでは」という思いがある。そういった悔しさを残さないように頑張りたい。
石丸コーチの話
山雅の一番の魅力はサポーターの熱。対戦者として訪れたアルウィンは、ほかと違う戦いにくい雰囲気だったが、味方として後押しを受けられると思うと心強い。
山雅はボールを持ちながらのゲームコントロールが課題。攻守のバランスも考えながら、そこを上乗せしていければ、さらに良いものができる。
監督に決定権があり、その判断材料を増やすのがコーチの役目。目標のJ1昇格に向け、反町監督や選手を全面的にサポートし、チームを前進させたい。
(長岩将弘)