安曇野出身のプロバレエダンサー柳島さん、国際大会で金メダル

安曇野市三郷温出身で、米国サウスカロライナ州のコロンビア・クラシカルバレエ団所属のプロダンサー柳島皇瑶さん(19)が、6月5~10日に米ニューヨークで開かれたバレンティーナ・コズロバ国際バレエコンクールのクラシック・シニア(世代別4部門の18歳以上)男性の部で金メダル(部門1位)を獲得した。6月中旬から約1カ月半、一時帰国している柳島さんにコンクールの感想や今後の目標などを聞いた。

-コンクールを振り返って。
ディレクター(芸術監督)から金メダルを取るようにとプレッシャーをかけられていたのでほっとしている。1から3ラウンドまで合計7曲踊ったが、1ラウンドは観客の反応も良く、納得の演技だった。2ラウンドは課題曲で、納得はできなかったが、次のラウンドには進めると思った。3ラウンドは得意な演目「パリの炎」を踊り、メダルは確信したが、金が取れるとは思わなかった。
-プロになって約1年。変わったことは。
プロは学んだものをそのまま出すのではなく、学んだものに自分らしさを加えて表現しなくてはならない。同年代同士は、お互いに「トップになってやろう」と思ってぴりぴりしている。
-自分はどんなダンサーか。
心で踊るというか、内面から出てくる表現力で魅了するのが得意だ。一方、基礎が甘くなるのが課題で、もっと自分に厳しくならなくては。
-今後の目標は。
バレエ団の顔であるプリンシパルになることだ。また、ニューヨークやボストンの大きな団に入ることもある。将来的には日本に帰って指導者になりたい。
-23日に古巣のMOMOKOバレエスタジオのおさらい会(午後1時、松本市波田文化センターアクトホール)に出演するが。
2曲を踊る。役に入り込んでいる自分を見てほしい。バレエを楽しみながら自分に厳しくということを伝えたい。(聞き手・浜秋彦)