安曇野に子どもの学びの家 会社員の小高さんが開設

安曇野市豊科の会社員小高直樹さん(42)は、豊科の空き家を借りて小学生らがさまざまなことを学ぶ施設「まなびのいえ」を開設した。学びを通じて子どもと地域をつなげたいという夢の一歩だ。第1弾の催しとして7日から「プログラミング講座」の無料体験会を開く。
まなびのいえは国道147号沿いの民家。木造2階建てで、1階に4部屋、2階に2部屋ある。「現代版寺子屋」のような施設をつくりたいと思っていた小高さんにとって「イメージとぴったりだった」という建物。1月半ばに貸借の話があり、2月に契約した。
教育現場で働いていたこともある小高さんは2013年に東京から安曇野に移住。現在は派遣社員としてシステムエンジニアの仕事をしている。
自身の子どもが小中学校時代に、ゲームばかりしている姿を見て「ゲームで遊ぶだけでなく、作ることも学ばせたかった」と、15年に東京にいたころの友人らと、スクラッチという子ども向けビジュアルプログラミング言語を使った教育を広める団体「テック・フォー・エレメンタリー」を設立した。
小高さんは安曇野を拠点に「地方の子どもにもゲームを作る楽しさを広めたい」と小中学生を対象にした無料体験会や講座を開催。20年から小学校でのプログラミング教育が必修化されることなどから、予想以上の反響があり、「ニーズがある」と確信。夢を実現させるまなびのいえの開設につながった。
当面は、土・日曜日を中心にプログラミング講座を企画。将来的にはまなびのいえの運営に専念し、平日の放課後や長期休暇中にも開放してプログラミング以外の学校の科目や習い事など、子どもが興味を示すものを取り入れていくという。
また、地域の人らが得意分野や経験を生かして講師になることも視野に入れている。
小高さんは「子どもが自分の家に帰ってくる感覚で、いろんなことを学ばせたい。地域の人にもこの場を知ってもらえるようにしたい」と話した。

無料体験会の日程は次の通り。
▽5歳~小学2年のジュニア7日午前10時半~11時半、13日午後2~3時▽小学3年以上のキッズ7日午後2~3時半、14日午前10時半~正午、同日午後2~3時半
いずれも定員は各回6人。
申し込みなどは小高さん電話090・8507・0805
(浜秋彦)