天皇杯2回戦 讃岐に1-0 辛勝、内容に課題

140715yampサッカーの第94回天皇杯全日本選手権は7月12、13日、各地で2回戦を行った。初戦の山雅は12日、同じJ2のカマタマーレ讃岐をアルウィンに迎え、1-0で下した。2年連続で3回戦(8月20日、J1FC東京と)に駒を進めたが、主体となった初先発の選手たちは消極的なプレーも目立ち、内容には課題を残した。
前週のリーグ戦21節から前線の3人を含む先発7人を入れ替えた山雅。前半は、その前線から、リーグ戦とほぼ同じ陣容の相手にプレスをかけられず、後手に回る場面が目立った。
守備陣がよく対応し決定的な場面はつくらせなかったものの、自軍のシュートは前半16分、GKに止められた道上の1本のみ。
山本をトップに据えた後半は徐々に積極的な姿勢を取り戻し41分、田中の左クロスに右から走り込んだ椎名が頭で合わせ、これが決勝点となった。
反町監督が「特に前半は見ていて恥ずかしかった」と振り返れば、田中も「前半はサッカーになっていなかった」と切って捨てた。
厳しさを増すリーグ後半戦、これまで思うように出場機会を得られていない選手たちの奮起は欠かせない。
田中は「俺が単に答えを教えるんじゃなく、いいコミュニケーションを取り、若い選手が力を発揮できるよう、しっかり伝えていきたい」と力を込める。
「緊張もあって消極的なプレーが出てしまった」(道上)、「得点は素直にうれしく思うが、ハーフタイムの監督のげきでエンジンがかかるようではいけなかった」(椎名)-など、得られた手応えと課題をどう生かすか。
シーズン折り返し地点にあるこの1戦の価値を決めるのは、選手たち自身だろう。
(長岩将弘、田中信太郎)