天皇杯初戦、期待の勝利 サウルコス福井に3-0

150901yampサッカーの第95回天皇杯全日本選手権は8月29、30日、各地で1回戦を行った。山雅は29日、福井代表のサウルコス福井とアルウィンで対戦し、3-0で勝利。単なる次戦進出だけではなく、リーグで4連敗中、年間順位でJ2降格圏に沈む現状の打開も期待させる勝利に会場は沸いた。
ウィリアンを初めて先発に、石原を右サイドで起用するなど新たな「勝てる布陣」を模索しながら臨んだ山雅。北信越リーグ1部で戦う格下の福井を相手に、前半から試合を優位に進める。21分、ウィリアンが左CKからのこぼれ球を右足で決め先制した。
1点リードで折り返し、「もっとやってもらわないと」とスタンドからのげきが飛んだ後半も、山雅は攻撃の手を緩めない。23分にはオビナが右足で追加点。31分には、自陣で得たFKを安藤が、相手GKが前に出ていたのを見逃さず直接のロングシュートを狙い、3-0。福井を突き放した。
「勝利できたのはうれしい。ゲームの中の試行で見えてきたものもある。リーグ再開に向けて良いヒントになる」と収穫を話した反町監督。「天皇杯を勝ち進み、リーグ戦もジャンプアップする。この2つの命題をこなせるようにしたい」と前を向いた。
山雅は5日の2回戦、アルウィンでJ2ツエーゲン金沢と対戦する。

ウィリアン「松本でのファーストゴールを決められてうれしい。勝利でチームに自信がついたことが大切。この先にもつなげていければ」
田中「勝利はプラスだが、リーグ戦で厳しい試合が続いており、素直に喜べない。これをしっかりリーグにつなげていかなくてはならない」
飯田「前半は中盤のミスが目立った。組み立ての中からボールを奪われていた。J1だとあれは致命傷。勝利はプラスイメージになるので、これから建設的な話をチームでしていきたい」
(取材班)