大町岳陽高 11高をネットで結びビブリオバトル

面白いと思った本を紹介し合う「ビブリオバトル(書評合戦)」が19日、大町市の大町岳陽高校など県内の高校11校をインターネットの遠隔会議システムで結んで行われた。校内でビブリオバトルを盛んに行っている大町岳陽が学校対抗で行おうと初企画。趣向を凝らした発表を、多くの生徒が観戦した。
「バトラー」と呼ばれる発表者は、大町岳陽など3校の4人。その他の学校は観戦した。バトラーはそれぞれ5分間のプレゼンテーションで本を紹介。その後、3分間の質問タイムで、観戦者が「好きなシーンは」などとさまざまな質問をぶつけた。最後に発表者と観戦者が読みたくなった本に投票し、最も票を得た本を、「チャンプ本」とした。髙野天勝さん(16)は、中村文則さんの小説「私の消滅」を取り上げ、難解で緻密な伏線の多さを、「まるで何万ピースのパズルをぶちまけてから始まる物語のよう」と表現。飯田高校の生徒が取り上げた森下裕道さんの著書「好感度119%の話し方」の得票に届かず、2位だった。髙野さんは「緊張したが、好きな本を紹介できて有意義な時間だった。リベンジしたい」と話した。
中信地区からはこの他、白馬高校、松本県ケ丘高校が、観戦者として参加した。
(大山博)