増える外国人客 奈良井宿で「ええ会話」教室

塩尻市観光協会は増える外国人客に対応しようと4月から、同市の奈良井宿の商店や寺院、施設などで働く希望者を対象に「ええ会話」教室を月4回ほど開いている。計35人が案内に使える英会話を学んでいる。
講師はイギリスに留学経験がある観光協会職員の木鋪(きしく)絵理佳さん。8月31日夜は都合がついた5人が奈良井会館に集まり、「資料館・お寺・一般案内」をテーマに日付や年号、時代呼称などのフレーズを学習した。
木鋪さんは文法の説明は簡単に済ませ、実践的な会話を声に出して指導。「覚えたら使ってみる。その応対の中でまた学ぶものがある」とし、5人は慣れようと懸命だった。
奈良井宿は近年、欧米や台湾を中心に外国人客が増え、応対に苦労する店員などから「英会話を学ぶ機会がほしい」との声が上がっていた。
覚えた言葉を手のひら大のメモ数枚にまとめ、外国人に説明しているという楢川歴史民俗資料館職員の小島ふみ代さん(67)は「ビューティフル、ワンダフルなどの反応がうれしい」と習得に力を入れている。
(小林和男)