反町監督続投へ「昇格へ意地、今季の上を行くチームを」

161208yampサッカーJ2松本山雅FCの反町康治監督(52)が、就任6年目となる来季もチームの指揮を執ることが決まった。今季の山雅は1年でのJ1返り咲きを掲げて戦ったが、最終盤でつまずき、惜しくも昇格はならず。反町監督の下、来季再びJ1昇格に挑むことになる。
反町監督は5日、松本市並柳のクラブ運営会社事務所で会見。「本来の目標には届かなかったが、その後、会社やファン、サポーターの真摯(しんし)な思いを受け止めた」とし、「松本を離れることは簡単だが、私にもクラブにも意地がある。いばらの道は承知の上で、もう一度チャレンジしたい気持ちに至った」と説明した。
来季のチームづくりについては「具体的なことはまだ何も描いていない」としながら、「今季の上を行くチームをつくり上げなくては目標は達成できない。それに向かい、まい進していくだけ」と、決意を話した。
クラブ側は監督の手腕を高く評価。強化の継続性も重視し9月に続投を要請したが、監督は「シーズンの戦いに集中したい」と、回答を保留していた。
今季は自動昇格圏内の2位を終盤まで維持したが、リーグ最終戦を残し3位に後退。そのまま2位・清水エスパルスに得失点差で逃げ切られると、最後の昇格枠を懸けて臨んだプレーオフ初戦では、ファジアーノ岡山に後半ロスタイムの失点で敗れた。
あと一歩で昇格を逃した衝撃は大きかったようで、今季最後のチームミーティングがあった1日の取材では「放心状態。(続投要請は)前向きにとらえたいが、気持ちの整理がつかない」と、胸中を明かしていた。
08年の北京五輪代表も率いた反町監督は、山雅がJ2に昇格した12年シーズンに就任。史上最短の3年でチームをJ1に導いたが、J1では苦戦し、1年でJ2に降格した。