再び上目指し 選手28人で始動

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サッカーのトップリーグJ1に昨季初めて参戦し、年間16位で降格、今季2年ぶりにJ2で戦う松本山雅FCは15日、松本市かりがねサッカー場で今年初めての練習を行い、本格始動した。13日にはアルウィンで新加入の選手・コーチ陣の記者会見を開いた。就任5季目の反町康治監督の下、新戦力9人を加えた選手計28人と、一新したコーチ陣3人で、再びJ1を目指す戦いが始まる。

初練習は28選手全員が参加した。詰め掛けた300人余の拍手と歓声に迎えられてグラウンドに登場し、体幹トレーニングやボール回しなど、軽めの練習で1時間余、汗を流した。
グラウンド北側のスタンドで見守った平賀純子さん(53、松本市征矢野)はJリーグに参戦して以来、初練習を毎年見学している。「新戦力では、2014年に所属し戻ってきてくれた山本大貴選手と、移籍した村山智彦選手の穴を埋めるシュミットダニエル選手に期待したい。1年でJ1へ、反町監督を信じています」と、力を込めた。
小林隆伸さん(30、同市深志)は「近年はホーム初勝利までが遠い。今季はホーム開幕戦(3月20日)で白星を」と期待する。
地元の少年クラブチームで田中隼磨選手の後輩だった小林さん。「今季はゴールが見たいですね」と、先輩の活躍も願った。

13日の記者会見には新加入の選手、コーチら全員が出席。自己紹介をして決意を述べた。
加藤善之副社長は選手補強のポイントを「若返りを進めつつ、各ポジションに同等の力の選手を2人以上そろえて、競争を促すようにした」と説明。
選手獲得を担う南省吾テクニカルダイレクターは「より強い個性や特徴を持った選手たちが加わった。そういった面でのプラスアルファを期待している」と話した。
新コーチには、大分や清水を率いて山雅と対戦経験もある田坂和昭さんも就任した。
「ここ(アルウィン)はまさにサポーターと一緒に戦っている雰囲気があり、対戦していて嫌だったが、これが味方になるのはうれしい」と話し、「J1に戻るのが最大の目標。持てるものを精いっぱい出して戦う」と力を込めた。
チームは18日から静岡県御殿場市でキャンプ。24日にまつもと市民芸術館で新体制発表会を開き、全選手や指導陣、スタッフがファンらと対面する。
26日から再び御殿場市などでのキャンプを経て2月28日、ロアッソ熊本と敵地での開幕戦に臨む。
(長岩将弘)