今季は隣県ダービーが白熱

今季J2で山雅と戦う21クラブのうち、長野と接する県に本拠地を置くクラブが4つある。これは山雅がJリーグに参入した2012年シーズンと同じで、同年以降で最多タイ。J1から降格した新潟、甲府、大宮という実力上位に囲まれ、昇格を争う「隣県ダービー」が白熱しそうだ。4クラブの公式マスコットと広報担当者から届いたメッセージを、リーグの概要と合わせて紹介する。

新潟とは山雅がJ1だった15年シーズン以来の顔合わせ。同年はヤマザキナビスコ杯(現ルヴァン杯)も含めて3回対戦し、山雅が全敗した。
特に敵地でのセカンドステージ14節(10月17日)は、勝てばJ1残留圏に浮上できた好機に0-2と完敗。降格が決定的になる一戦だった。
当時の反町康治監督が率いて昇格した04年以降、J1で14年間戦い抜いてきた古強者(ふるつわもの)に、今季は雪辱を期したい。
甲府とも15年シーズン以来の対戦になる。その年はヤマザキナビスコ杯を含めて山雅の3戦全勝だったが、最終的に山雅が降格して甲府は残留。経験や地力の差で明暗が分かれた。
甲府がJ2で戦うのは12年以来だが、同年は19節以降の24戦を無敗とし、圧倒的な強さで優勝。この記録はいまだ破られていない。再び旋風を巻き起こさせないためにも、負けられない相手だ。
大宮は今季J1、J2の計40クラブの中で唯一、山雅が過去に対戦したことがない相手。昨季はシーズン中に監督を2度交代させるなど迷走してJ1最下位だったが、J2だった15年は15節から首位を譲らず優勝してJ1に復帰。16年は5位と力はある。
指揮官は鹿島で16年にJ1を制し、昨季残り3試合で招聘(しょうへい)された石井正忠監督が続投。初対戦に心して臨みたい。
岐阜は昨季、最終的にJ2で18位だったが、「魅力ある岐阜スタイルの創造」を掲げて就任した大木武監督の下、ボールを支配する攻撃的なサッカーに挑戦。山雅はホーム、アウェーとも激闘の末に辛勝した。
大木監督の続投でスタイルの継続・進化が見込まれ、いっそう手強い相手になりそうだ。
(長岩将弘)

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