プレーオフ進出かけ19日ホームで運命の最終節

171116yamp全42節のJ2は残り1節。41節で引き分けた山雅は、5位からJ1昇格プレーオフ(PO)進出圏(3~6位)外の7位に後退したが、最終節の対戦の組み合わせにより、アルウィンでの京都との一戦に勝てば、自力でPO進出を決められる状況だ。最終節は19日午後4時、全11試合が一斉にキックオフされる。
J2上位はこれまでに、来季J1に自動昇格する1位が湘南、2位は長崎に決まった。最後の昇格1枠を争うプレーオフ進出チームは、3、4位は福岡か名古屋で最終節に順位が確定。激烈なのは5、6位争いで、山雅を含む4チームに可能性がある。
山雅は最終節で京都に勝って勝ち点69とすれば、最終6位以上が決まる。最終節で直接対戦する5位徳島と6位東京Vが引き分ければ、両者の勝ち点は68で山雅が最終5位。勝敗が付けばどちらかが70に達し、山雅は同6位に。
引き分けて勝ち点67にとどまった場合、得失点差で山雅に及ばない東京Vが敗れ(または徳島が11点差以上で敗れ)、かつ8位千葉に勝ち点で上回られなければ、最終6位が確保できる。
京都に敗れると、千葉と9位横浜FCの対戦で千葉が勝てば山雅は最終8位、横浜FCが勝てば山雅と勝ち点で並び得失点差の争い、両者が引き分ければ同7位で、いずれもPO進出を逃す。

最終節で対戦する京都は今季、一度も一桁順位になっておらず低迷したが、直近は41節で東京Vに敗れるまで9試合負けなし(4勝5分け)と上昇気配で現在12位。足の不調で38節以降ベンチを外れていた攻守の要・田中マルクス闘莉王も、41節で復帰し途中出場した。
今季一巡目のアウェーでの対戦(9節・4月22日)は後半、闘莉王に先制されたが、飯田のゴールで追い付き1-1で引き分けた。Jでの対戦の通算は4勝5分けと山雅は一度も負けておらず、分のいい相手だ。
徳島と東京Vは、ともに直近5試合を3勝1分け1敗と好調。今季開幕戦では徳島が1-0で勝ったが、ほぼ1シーズンを経ての再戦はどうか。
千葉は9節で横浜FCに0-4で完敗しているが、現在は6連勝中。41節は名古屋を3-0で圧倒した。すでにPO進出の可能性がない相手を勢いで上回りそうだ。
反町監督は12日の取材で、シーズンをマラソンにたとえ「競技場に入ってきて、ゴールが見えたところでリタイア(するチーム)が多くなってきた。残り(トラック1周分の)400メートルをどう走り切るか」と、最終節に向けた1週間をにらんだ。

J1昇格プレーオフ(PO)は、J2年間3~6位の4チームによるトーナメント。準決勝(3位対6位、4位対5位)は26日、決勝は12月3日に、いずれもリーグ上位のホーム試合で開催する。準決勝、決勝とも90分間で決着がつかなかった場合は、リーグ上位を勝者とする。
来季はJ1とJ2の入れ替え戦が10年ぶりに復活することが決定。J2上位2チームの自動昇格は変わらないが、PO優勝チームはさらにJ1年間16位に勝たないと昇格できなくなる。詳細は未定だが、PO経由での昇格が難しくなるのは間違いなく、山雅は今季のチャンスを逃したくないところだ。
POに進出した場合、準決勝の相手が福岡だとホームのレベルファイブスタジアム(福岡市)が改修工事のため、熊本市のえがお健康スタジアムで対戦する。午後1時開始。相手が名古屋だとパロマ瑞穂スタジアム(名古屋市)で午後4時開始。
(長岩将弘)