ブラサカ体験で松本盲学校と交流

150924yamp松本山雅FCと県松本盲学校(松本市旭)は17日、同校体育館で、視覚障害者らがプレーする「ブラインドサッカー」の体験会を開いた。同校の児童・生徒や教職員30人ほどと山雅スタッフ4人が参加。競技の魅力に触れながら、交流も楽しんだ。
5~6人ずつのグループに分かれ、ボールが転がるときに鳴る鈴の音や仲間の掛け声を頼りに、基本的なボールの扱いを練習。仕上げは山雅チームと盲学校チームに分かれてミニゲームをし、好プレーやゴールに大歓声があがった。
ミニゲームで得点を挙げた高等部1年の中島由貴さん(16)は「難しそうな印象があったけれど、思い切り体を動かせて楽しかった。ブラインドサッカーに興味がわいた」と笑顔を見せた。
試合運営ボランティアをしている職員がいる縁などもあり、同校側が昨年初めに「地域発展や人材育成のために、共同で何かできないか」と相談。話し合う中で近年話題のブラインドサッカー体験が持ちあがり、準備を進めてきた。
8月には、同校側が山雅ユース選手にあんまやマッサージなど理療施術を行い、山雅側は仕事の経験やノウハウを伝える連携事業の協定も結んでいる。
講師を務めた日本ブラインドサッカー協会(東京)普及育成部長の村上重雄さん(32)は「競技を通じ、視覚障害者と健常者が当たり前に混じり合う社会の実現を目指している。今日はとても盛り上がり、まさにそんな機会が持ててよかった」と満足そうだった。
(長岩将弘)