アルウィンにキテミテ! 来場者増狙い多彩な取り組み

160421yamp山雅は今季、ホーム試合の来場者を増やそうと、「キテミテアルウィン」と題したキャンペーンに取り組んでいる。J1だった昨季より客数減が見込まれるため、より観戦しやすい仕組みや試合以外にも楽しめるイベントを充実させ、新たなファンの獲得を狙う。
全試合で季節や特定の客層に向けた「ガールズデー」などのテーマを設定。シャトルバス乗り場に近い信州スカイパーク12号広場を「ファンパーク」とうたい、10試合ほどでイベントを集約する。
ファンパークはここまで、3月26日の第5節・山口戦と9日の第7節・徳島戦で開催。
山口戦では入学・新生活シーズンにちなみ、撮影した写真が表紙になるオリジナルノートの作成・販売や新加入選手のサイン会、徳島戦では春の交通安全運動に合わせてパトカーや消防車を展示し、子ども免許証の作成体験ブースを設けるなどした。
大型連休中の5月3日、第11節・C大阪戦では、家族連れ向けの催しを計画。体のサイズを実感したり、練習メニューを体験したりと、選手をより身近に感じられる内容といい、大阪名物の飲食ブースも出店する予定だ。
運営会社の上條友也副社長(59)は「アルウィンから少し離れているが、走って駆け付けてくれたり、試合開始後もとどまる人がいたりと、取り組みに手応えを感じる」と話す。

このほか新たな集客策として、B席(前売り2700円)に4人1組で座れるグループシートを設定。1万円で毎試合6組分を販売し、土産のグッズも付けて割安感を出した。
また、無作為の8試合で、選手が人文字でアルファベットを描く「キテミテカード」を1種類ずつ配る。全て集めるとメッセージが完成する仕組みで、収集欲をくすぐる。
遅めに来場した人にもわくわく感を持ってもらおうと、毎試合1万人目の入場者にプレゼントを用意。選手の写真パネルとサイン入りマスコットボールがもらえる。
5月22日の第14節・町田戦では、来場者に占める割合が少ない学生をターゲットに、いっそう割安なグループシートを用意するなど「お得感」がある仕掛けを計画中という。
アイデアを出し具体化する企画部の櫻井千尋さん(28)は「試合以外でも『アルウィンに行ったら楽しかったよ』と、人が人を呼ぶつながりを広げたい」と話す。
問い合わせは松本山雅電話88・5490
(長岩将弘)